Newガジェット

ドローンからの映像を鮮明にしてくれるFPVブースター「ClearBoost」

ドローンも飛ばす目的から撮影機材を積んで空撮に使われる様になり、更にはドローンに搭載したカメラで撮影した映像をリアルタイムで手元で見る事のできるシステムがFPV(ファーストパーソンビュー)が普及して来て手元でドローンで撮影した映像を見ながら操縦する競技などもあります。またホビー機でもWiFiを使ってスマホをモニター代わりにしてドローンから見た映像を見ながら操縦できるものも増えて来ています。
ですがドローンに積むものですから、やはり大きさやバッテリーの消費は最小にしなければ飛行時間に影響を及ぼします。ですので飛行時間を考慮すればFPVアダプタの出力は200mW程度のものが値段も手頃で消費電力も少ないのでお手頃なのですが、200mWではちょっと建物の影等に入って機体が見えなくなると、送られて来る映像が乱れて見辛くなってしまいます。

そんな乱れる映像を鮮明にしてくれるのが、このFPV専用のブースター「ClearBoost」です。

 


電波のブースター(増幅器)と言うとテレビの電波の増幅器を想像してみて下さい。今はデジタルになって電波強度が弱いと写るか、写らないかですが、昔は画面が流れたり砂嵐の中に何か映像の影が見えたりしましたよね。そう言う時はブースターを取り付ければクッキリと映像が映りましたよね。FPVもアナログで映像は送っていますから、ドローンからの電波が弱くなれば画面が砂嵐になって見辛くなってしまい、有視界に自機が入っていないとそれこそドローンを何かに当てて落としてしまいますよね。そんなドローンを見失う事のない様にするのがこのブースターで、2倍~4倍電波の到達距離を延ばしてくれます(但し、FPVの電波は増幅してくれますが、コントローラーの電波は別ですので、操縦にはご注意下さい)。

使い方は簡単で、FPV受信機のアンテナを外して「ClearBoost」を受信機に取付、取り外したアンテナを「ClearBoost」に取り付けるだけです。電源は別途必要ですが、4~17Vのバッテリーが使えますのでドローン用のバッテリーを流用する事もできますし、USBモバイルバッテリーでも十分使えます。

また増幅できる周波数は5GHz~6GHzですので、FPVで使っている送受信機で言うと、5.8GHzを使っているものであれば使用する事ができます。200mW出力クラスの安いFPVでもこのブースターを取り付ければ500mWクラスの能力を発揮してくれますよ

詳細については下記URLをご覧ください

https://www.kickstarter.com/projects/markh/clearboost-enhanced-video-reception-for-drones-and

 

モバイルバッテリー搭載Qiステーション「Infinite M」前のページ

座っても立っても作業できる組み立て式PCデスク「Perch」次のページ

関連記事

  1. Newガジェット

    グラスの表面にビッシリと付着した水滴を回収して絶対に逃さないコースター「Barnacle Coast…

     こう暑い日が続くとどうしてもホットなドリンクよりはキンキンに冷えたジ…

  2. Newガジェット

    厚み2.9mmでテーブルの上に置いてもガタガタしないスマホグリップ「TANGO GRIP &…

    最近のスマートフォンは非常に大きく、片手持ちで操作するのであればスマホ…

  3. Newガジェット

    外したネジやナットの紛失を防止する磁気パットが付属した44ビットドライバーツールセット「Hanboo…

    みなさんは何か組立をしたり修理したりした時にネジやナットを紛失してしま…

  4. Newガジェット

    スロットルレバーを押すだけでペダルを漕がなくても走る事が可能な26インチ電動アシスト自転車「Flas…

    人間は便利なものに慣れるとそれまで使っていたものがとても不便に感じたり…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP