スマートウォッチと言えば有機ELや液晶ディスプレイを搭載して、時刻や日付だけではなく様々な情報を表示できるのがスマートウォッチです。便利な反面使えば使うほどバッテリーを消耗してしまいバッテリーが切れれば重いリストバンドになってしまうのが難点です。
そして、あんな機能が欲しいこんな機能が欲しいと思っても追加できなかったり、この機能は私には不必要だわって機能がついていてもそれを取り外す事ができないのが今の完成されたスマートウォッチです。確かにヘルス機能なんて不要な人には全く不要ですから、であれば何か違うセンサーを入れて欲しいって事もありますよね。

そんなスマートウォッチの機能を目的に合わせてカスタマイズできるのが、この「BLOCKS」です。

この「BLOCKS」は”Core”と言う1.35インチのE-INKディスプレイを搭載した盤面のモジュールに様々なバンドの形をしたモジュールを追加して様々な機能を追加できます。Coreはそれ単体でも動作する事ができ、スマホと連動して通知を表示したり、マイクが内蔵されているのでボイスコントロールできたり、また加速度センサーやジャイロセンサーが入っていますので活動量計としても使えます。そして文字盤はカラーのE-INKディスプレイを使用しておりまたE-INKは常に表示していて画面を書き換える時だけバッテリーを消費しますので400mAhのバッテリーしか搭載していませんがバッテリー寿命はCoreだけの使用なら1.5日のロングライフ設計になっています。ですので普通のスマートウォッチはわざわざディスプレイを点灯させないと時刻を確認できませんが、これは常にディスプレイを表示させていますので普通の時計と全く同じ様に常に盤面を見れば時刻が確認できるのは有り難いですよね。
Coreの操作はクラウンはありませんが、文字盤がフィードバックがあるタッチスクリーンになっていますのでスマホの様に文字盤にタッチして操作します。その他にはBluetooth,WiFiを標準装備しています。

そしてどんな使用環境でも使える様にIP67の防水性を有しており、最終的にはIP68を目指しています。

そしてリストバンドを構成するモジュールですが、
・追加バッテリー(1個あたり20%使用時間が延長)
・心拍センサーモジュール
・GPSモジュール
・NFCモジュール
・気象モジュール（気温、湿度、気圧）

が既に用意されており、現在開発中のモジュールが

・SIMモジュール
・指紋認証モジュール(iPhoneの指紋認証と同じ様な機能の提供)
・LEDモジュール（照明としても使え、通知用としても使えるフルカラーLEDモジュール）
・プログラム可能ボタンモジュール(例えば、緊急時にSOSを送ったりする機能を設定したりできます)

そしてこれから開発して行きたいモジュールとして

・空気の汚れセンサーモジュール
・カメラモジュール
・フラッシュメモリーモジュール
・ストレスセンサーモジュール

が挙がっております。これらモジュールは「BLOCKS STORE」と言う専用マーケットで必要に応じて後から注文可能です。

モジュールの装着の仕方は簡単で、よくある金属製のバンドの様にモジュールをはめ込んでピンを差し込んで固定するだけです。
手首の周りの長さが150mm以上なら4個、以下なら3個のモジュールと調整用の留め具で調整できます。

そして盤面のデザインや機能、モジュールの動作やその表示等々は全てスマホのアプリで自由に設定できます。時計表示で言えばアナログにするのかデジタルにするのか？色はどうするのか？全て自由に変更可能です。

「BLOCKS」は現在のところ3色、ブラック、ホワイト、レッドが用意されており、モジュールが不要な場合はナイロン製のリストバンドが標準で付属しています。

その他詳細については下記URLをご覧ください

https://www.kickstarter.com/projects/2106691934/blocks-the-worlds-first-modular-smartwatch

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