水出しコーヒー(Cold Brew Coffee(コールドブリューコーヒー))を飲んだ事はありますか?
私達がよく口にするアイスコーヒーは普通はお湯を使って抽出したコーヒーを冷ましたもので、水出しコーヒーとは全く別物で、水出しコーヒーはちょっとずつ水を1滴1滴水を落として長時間かけてコーヒーを抽出しますから、澄んだ美しい色をしており(見た目はアメリカンコーヒーの様な薄い色をしているのですが味はしっかりとしています)、しかも水で出すので油分がほとんど溶け出さず苦みや酸味がなく、しかも油分が混じっていませんから酸化し辛く味が落ちないのが特徴です。
ですから普通にお湯を使って入れたコーヒーの味とは全く違う味になり、その味に惚れ込んだ人は冬は水出しコーヒーをわざわざ温めて飲む方もおられるくらいなのですが、飲みたいと思ってすぐに作る事ができないのが水出しコーヒーの欠点で、コーヒーカップ1杯の水出しコーヒーを抽出しようと思うと余裕で1時間強はかかってしまうのです。
そんな水出しコーヒーをお湯を使わずに水を使って短時間で抽出できるコーヒーマシンがこの「Prisma」なのです。
この「Prisma」の特徴は何と言っても普通なら700mLも水出しすると一晩かかってしまう水出しコーヒーをわずか10分と言う短時間で抽出できる事です。
ではどうやって「Prisma」は12時間弱かかる水出しを10分と言うわずかな時間で行う事ができるのか?そのヒントは”真空”です。最近炊飯器にも真空技術(完全に真空になるワケではなく0.6気圧程度です)を使って洗い立てのお米をすぐにセットしても圧力を下げる事で水分が浸透吸水してふっくらと炊きあがる製品がありますが、この「Prisma」も同じ様に通常ならコーヒーの豆を挽いた粉の表面を撫で落ちる水分が低圧にする事で水分が珈琲の粉の中にまで浸透してその水と一緒にコーヒーのうまみ成分を抽出してくれます。
これがエスプレッソの様に高圧を加えると、豆に含まれた油成分まで一緒に押し出してしまいますから水出しコーヒーのせっかくの特徴である油分があまりなくサッパリとしたコーヒーにはなりませんし、油分が出る事ですぐに酸化してしまいますから、作り置きする事もできなくなってしまいます。
さてそんな「Prisma」の使い方ですが非常に簡単です。既に「Prisma」にはプラスティク製のフィルターが入っていますのでフィルターをセットする必要もなくダイレクトに挽いたコーヒー豆を125g入れてその上から水を1L注ぎ込むだけです。後は蓋をしてスイッチを入れれば700mLの水出しコーヒーがわずか10分待てば抽出してくれます。
そして「Prisma」で抽出したコーヒーは油分が少ない為にすぐには酸化しませんからそのまま冷蔵庫に入れて冷やせば、氷でコーヒーが薄くなる事もありませんし、朝出しておけば1日いつでも冷蔵庫から取りだして飲む事ができますよ。
そしてこれなら作り置きがなくても急な来客があっても美味しい水出しコーヒーが出す事ができますよ。
なお詳細については下記URLをご覧ください
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