LEGOの”TECHNIC”シリーズや自作のLEGOマシンをラジコンの様に操縦できたらいいな?と思った事ってありませんか?LEGOには”Power Functions”シリーズと言って”TECHINC”シリーズや自作のLEGOマシンに”Power Functions”シリーズのモーターやコントローラー、バッテリモジュールを搭載する事で、”Power Functions”シリーズの赤外線コントローラーを使ってラジコン化する事ができる様になっています。
ですが赤外線は受光部が死角になると赤外線を受ける事ができずに赤外線が切れた途端に動かなくなってしまいますし、ちょっと離れると赤外線も届かずに止まってしまいますので常に赤外線受光部が見える様に一緒に動いてないといけませんし、”TECHINC”シリーズのクレーン車などは走行はさせる事はできますが、アームを伸ばしたり動かしたりは”Power Functions”シリーズだけではできませんので、そう言う細かい部分も”Power Functions”シリーズのモーターを搭載してBluetoothでペアリングされたスマートフォンから操縦できる様にしたLEGOコントローラーが”SBrick”なのですが、”SBrick”も所詮は”Power Functions”をBluetooth化してスマートフォンでコントロールできる様にしただけでそれ以上の拡張性はありませんでした。
そこで今回、”WeDo 1.0”キットを使える様にしたのがこの「SBrick Plus」です。
では”WeDo 2.0”キットは何かと言いますと、小学校低学年向けのプログラミング教材として提供されているセンサーやコンロトーラーで、”レゴUSBハブ”,”モーションセンサー”,”チルトセンサー”,”パワーモータ”と言ったパーツで構成されており、”レゴUSBハブ”はBluetoothでスマートフォンと接続され、スマートフォンではWeDoプロうグラミング言語やスクラッチを使ってプログラミングができる制御コントローラーの様なもので、オプションの”モーションセンサー”は赤外線を使ったセンサーで赤外線を照射してその跳ね返りを検出する事でセンサーの前面に障害物があるのを検出し、”チルトセンサー”は内部にジャイロセンサーが入っていてどちらの方向に動いたかを検出する事ができ、これらセンサーと”パワーモータ”を使ってWeDo2.0はLEGOブロックをセンサーを使って自動制御できる乗り物や機械を作る事ができるのですが、WeDoは残念ながら外部から操縦する様な事はできません。
そこでこの「SBrick Plus」はWeDo1.0のユニットと”Power Functions”両方を使ってセンサーを利用した自動制御もできますし、スマートフォンで使ってラジコンの様に操縦もできる様にし、更にスクラッチの他にJavascript や Apple Swiftを使って本格的にプログラミングできる様になっていますし、プログラミングできない方には”TECHINC”シリーズなどはその改造方法のチュートリアルや既に作成済みのプログラム及びコントローラーがアプリケーションには収録されていますので、どんな人でもすぐにLEGOをラジコン化する事ができる様になっています。
ですから「SBrick Plus」はセンサーを上手に使ってぶつからないRCレーシングカーを作るだとか、ちょっとプログラミングは大変ですが、セグウェイの様な倒れないRCバイクの様なものを作る事も不可能ではありません、工夫次第ではこの飛行機の制作例の様にチルトセンサーだけで、機体を上下させる事でランディングギアを出したり格納したり、左右に傾ける事でエルロンを上下させさり、前後に傾得る事でエレベーターを動かしたりと言った様なギミックを作る事も簡単にできます。
なお「SBrick Plus」は「SBrick Plus」単品で購入する事も、”Power Functions”シリーズの部品やWeDo1.0のセンサー類をセットにしたものまで多数用意されていますので、詳細は下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/sbrick/connect-code-create-with-sbrick-plus
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