「WiFiルーター機能搭載のLEDシーリングライト「KNBOR」

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「WiFiルーター機能搭載のLEDシーリングライト「KNBOR」

2016.11.1

「WiFiルーター機能搭載のLEDシーリングライト「KNBOR」

　自宅にインターネット回線を引き込む時、一番悩む事って何でしょうか？インターネット回線を入れてもらった時はこれで快適にインターネットができる!!と言う事も方が勝っていますから引き込んだ時に設置されるONUやCTUと言う機器ってあまり気にはなりませんが、模様替えをしたり掃除をしたりする時にこの接続用のハードがネックになって来ます。
　これがADSLの様な電話線を使った回線であれば簡単に延長ケーブルを買って来たりして場所を移動させたりすることができましたが、今は光回線ですから線を延長することはできませんし、何よりもNTTの光回線はONU1台でインターネット,電話,テレビ,WiFiと言ったサービス全てを使えますが、回線を提供する会社によってはこれら機器が全て別々になっており4台もの接続機器が山の様に並んでいると場所も取りますし、その機器同士を接続するケーブルもそれなりの量になりますからそれを全て移動させるとなると場所も取りますし何より掃除がケーブルの山に邪魔をされて大変ですよね。

　それならこれらONUは見えないクローゼットの中や天井裏と言った所に設置してもらうと部屋の中もスッキリとして気持ちも良いですよね。ですがそうなると新たにWiFiルーター等を購入した時の接続がLANケーブルを配線して来なければならず大変ですが、この「KNBOR」ならそんな心配は無用です。

ではこのLED照明とWiFiルーター機能を搭載した「KNBOR」はどうやって既に設置してある自宅のインターネット回線に接続するのか？そのキーワードはPLC (Power Line Communication:電力線搬送通信)にあります。今のWiFiルーターは非常に高性能ですから家の中心となる部屋にWiFiルーターを1台設置すれば大きな部屋数が何十とある住宅ではない限りほぼどの部屋からでも通信する事ができますが、その昔は今の様に高性能なWiFiルーターがなく、テレビもLAN端子はあってもWiFiを搭載していなかったり(最近のテレビはWiFiを搭載している機種も多くなっています)しましたから、このPLCと言うコンセントに挿して家の電力線(電線)が通信用回線として利用できると言う素晴らしい機器が開発されたのですが、残念ながらWiFiの高性能化そしてスマートフォンやタブレットと言うWiFiは搭載するけれど有線LANは搭載していない機器が普及してPCの様な有線LANに接続するものが少なくなった事もありあまり普及はしなかったのですが、この「KNBOR」はPLCを使い通信を行いますから接続するルーターが天井裏にあろうがクローゼットの中にあろうが、ルーターの電源アダプタが挿さっているコンセントに「KNBOR」付属のサーバーと呼ぶPLCアダプタを挿してルーターを接続するだけなので接続は非常に簡単で、電気に詳しくない方でも戸惑う事もありませんし、自宅の天井に取り付けてあるシーリングライトを「KNBOR」に変えるだけでWiFi化する事ができ、「KNBOR」は7台までならサーバーと同時に通信する事ができますから部屋が7つ以下なら全ての部屋のシーリングを「KNBOR」に変えれば「KNBOR」はLED照明ですから電気代も安くなりますしどの部屋にいても電波はバリバリ届いていますからどの部屋でもストレスなく高速通信する事ができる様になります。

なおWiFiルーター部分のスペックは

　準拠規格:IEEE802.ac
　周波数範囲:2.4GHz+5GHz
　セキュリティー:WEP,WPA,WPA2

となります。

次にLED照明部分のスペックですが、

　連続点灯時間最大50,000時間(設計寿命約13年)
　最大輝度:4000～4500ルーメン
　色温度:白(4500～5000k or 6000～6500k) +フルカラーLED
　最大消費電力:40W
　紫外線防止加工

　となっており、フルカラーLEDを搭載する事で様々な演出ができる様になっています。例えばスマートフォンから1600万色様々な色に自在に変える事もできますし、スマートフォンで音楽を再生して「KNBOR」の色を変えてライブハウスの様に演出する”KNOBR music-sync”と言う機能や、どうしてもこの色にできないと言う時にスマートフォンのカメラでその色を持ったモノを撮影して「KNBOR」の色をその撮影したモノと一緒にする”KNBOR color-picking”と言う機能等があります。

　その他にも”Natural waking-up light”と言って日の出の様に朝は照明を点灯させた時に徐々に明るくしていく演出をしてくれる機能やダイナミックライティングと言って照明の明るさを決めておけば外から差し込む光りが強いと照明を暗くし、逆に外が暗いと照明を明るくして部屋の明るさを一定に保つ機能などもありますし、IFTTTサービスを利用して例えば目覚まし代わりに使用したり、天気とリンクさせてお出かけ前に晴天なら青、曇りなら灰色、雨なら赤に光る様にしたりメールが届くとフラッシュする様にしたりと「KNBOR]とIFTTTサービスを利用して様々な演出をさせる事もできます。

　もしまだ自宅の照明をLED化されておられないのならWiFiルーターも一緒に増設してくれますし4500ルーメンと言うと70Wクラスの蛍光灯と同じ明るさですからLEDに変えて暗くなると言う事もありませんから一度検討してみてはいかがでしょうか？

　詳細な機能については下記URLをご覧ください

https://www.kickstarter.com/projects/1568595296/knbor-the-first-smart-ceiling-lamp-providing-wi-fi