デジタル一眼レフには”絞り固定”や”シャッタスピード固定”と言ったモードがあるのはご存じでしょうか？初心者の方はほぼオートで撮影されると思いますが、オートでも撮影した写真がブレていたり暗かったりと言うのはよくある事です。と言いますのも、撮影環境によっては建物の影がかかっていて明暗がはっきりとした場所で撮影をしたり順光が当たっている状態で撮影する場合などは、ファインダーから見える位置のどの場所で露出検出をするのかをカメラに指示してやらなければ時としてトンチンカンな場所でカメラが自動的に露出計算をしてしまうと前述した様にオートと言いながら失敗した写真を撮影してしまうと言う事はよくある事なのです。
ですからデジタル一眼レフにはわざわざ”絞り”は固定してシャッタースピードは3段階や5段階に変化させて連写したり、逆に移動する物体を撮影するのでシャッタースピードは固定で絞りを何段階かに変化させて連写する機能があるのです。
そしてプロはそれら何段階かに露出を変化させて撮影した画像を合成して1枚の作品を作ったりする事があるのですが、それを全てやってくれるのがこの「Arsenal」なのです。
ですからこの「Arsenal」は単なるスマートフォンを使ったリモートシャッターではないのです。一見よくあるリモートシャッターの様に見えるのですが、実は内部には強力なARMプロセッサを内蔵しており、撮影した映像をリアルタイムで処理して加工して1枚の画像に仕上げてスマートフォンに転送してくれるのがこの「Arsenal」なのです。ですから一眼レフで撮影した生の画像そのままを利用する事もできるのですが、この「Arsenal」の強みはインテリジェントアルゴリズムを使った画像合成プロセス技術です。
例えば「Arsenal」は非常に優れた画像処理エンジンを搭載していますので、例えば流れる滝の流れを撮影する場合、流れを点でははく線で撮影する場合には絞りを最初にしてスローシャッターで撮影すると思いますが、それだと滝に当たっている日光の具合が均一であれば良いのですが、影ができていてよく当たっている部分、当たっていない部分ができるとどうしても影ができている部分は暗くなって何が写っているのかわかりませんが、「Arsenal」では高度な写真スタッキング技術を利用して露出を変えて同一の風景を連写し回りの風景もハッキリと映し出しつつ滝は流れていると言う1枚の写真の合成をPhotoshopを使って何時間をかかる作業を一瞬でやってくれるのです。
また”フォーカススタッキング”を使用すると、写真全体を鮮明にすることができます。例えば望遠レンズを使って近くのものにピントを合わせるとどうしても奥のものはピントが合っていませんのでボケます。それをこの「Arsenal」ではフォーカスの位置を少しずつ変えて連写する事で普通では不可能な撮影したモノ全てにピントを合わられたかの様な1枚の画像を合成して瞬時に作り上げてくれるのです。
そしてその他にもNDフィルターを使わないと撮影できない様な画像もシャッタスピードと絞りを変化させて長時間露光させる事で見事にNDフィルターを使って撮影したかの様な画像を作りあげてくれるのです。
ここまで来ると、ちょっとカメラをかじった事のある方ならその素晴らしさ、この「Arsenal」のすごさと言うものが理解できたかと思います。この他にも普通にタイムプラス撮影機能などもありますし、スマートフォンを使ったBluetoothリモコンユニットに搭載されている様な機能は殆ど「Arsenal」には備わっていますので特殊な撮影以外にも普通に撮影にも使える様になっていますので、もしこれからフィルターを買い揃えて色々な写真を撮ってやるぞ!!と思われているのなから、この「Arsenal」を選ぶと言う選択肢もアリではないでしょうか？
なおCanon,Nikon,Sony,Fujiのデジタル一眼レフには対応していますが、一部機種では使用できませんので、ご自身が所有されている機種が対応しているかはこちらからご確認下さい。また「Arsenal」の機能については下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/2092430307/arsenal-the-intelligent-camera-assistant-0
また英語が苦手だったり、直接投資するには不安がある。輸送トラブルや届いた商品が破損していたり動かないんだけど、どうしたらいいのだろ？
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