みなさんはまだ、7年前の3月11日、東日本大震災の頃の事は覚えておられますでしょうか?
特に震災後暫く3月いっぱいは電力不足から関東地方では”計画停電”が行われて、数日おきに真っ暗な数時間を過ごさざるおえませんでした。
その為に関東地方のみならず他の地域でも懐中電灯や電池が一時手に入り辛くなったりして、計画停電に当たった地域の方の中には電池や充電式バッテリーで点灯する照明やロウソクを手に入れる事ができず、真っ暗な室内で辛抱されたのではないでしょうか?
今回はそう言う時にとっても助かる、そしてアウトドアや様々な場所で使える電源不要のLEDランタン「Luminiser Lantern」をご紹介致します。
さてこの「Luminiser Lantern」はLEDを光源にしたアウトドアでも使えるランタンなのですが、その特徴はティーキャンドルたった1個で最大6時間も点灯し続ける事ができる事です。
日本で手に入るティーキャンドルは無香料なものはとても安く、100円均一ショップやIKEAやAmazon等の通販等でも簡単に手に入れる事ができ、値段も1個あたり5円からと激安です!!しかもどのショップで買ってもキャンドルカップの大きさは直径38mmと同じで高さが15mm前後でバラつきはありますが、燃焼時間は概ね4時間前後と似ています(ロウの品質や芯の太さや材料によっても変わって来ます)。
それをこの「Luminiser Lantern」は光源として使うのですが、光源として使うのはティーキャンドルが放つ光ではなく熱です!!
ではその熱を使ってどの様にLEDを光らせるのでしょうか?それには熱電体と呼ばれている熱を電気に変えるペルチェ素子の様な半導体を使って発電します。
この熱電体と言う半導体は、電気を流す事で片側は発熱し、反対側は吸熱して冷却すると言う性質を持っており、ホテル等に設置させる音のしない冷蔵庫の様なものに使用されていたりするのですが(冷蔵庫の庫内の熱を熱電体で奪いそして外部に放熱して冷却すると言う仕組みです)、逆にフレミングの左手の法則ではありませんが、磁石を動かすとコイル状に巻かれた導線に電流が流れる様に、この熱電体は片側を加熱し、そしてその反対側を冷却すると発電すると言う性質を持っています。
つまりこの「Luminiser Lantern」では熱電体の片側をロウソクの熱で加熱し、もう片側は熱電体と繋がる巨大なヒートシンクによって放熱して自然冷却されて温度差を保ったまま維持できる様に設計されていますので、ロウがなくなり消灯するまで発電し続けそしてLEDを光らせると言うわけです。
そしてその明るさはティーキャンドルの15〜20倍の明るさになると言うのですから、普通なら15個〜20個ものティーキャンドルを点灯させないと同じ明るさで周囲を照らせないとすると、この「Luminiser Lantern」がいかに省エネに作られているかが分かりますしまた経済的で、防災用品としてピッタリなのがよく分かります。
またこの「Luminiser Lantern」はキャンプ等でも使える様に吊り下げられる様にフックがついている他、手にぶら下げて持ち歩く事もできますし、また折りたたみ式の足を立てれば高さも調整できますので、使い勝手は申し分ありません。
そしてロウソクの火は燃焼中は外部から触る事ができない様にケースで囲われていますので、子どもさんの火傷や防災面でも安心してお使い頂けるランタンとなっていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1698770644/luminiser-lantern-powerful-led-light-from-a-tea-ca
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