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長距離通信

通信方式に今話題のSIGFOXを採用したGPS搭載マルチトラッカー「TrackALL」

数年前なら1km程度しか離れていない場所に置いた観測装置から観測データを受信しようと思うと一般的にはモバイルルーターの様なものを利用して携帯電話会社の公衆回線を利用してデータを収集するしか方法はありませんでしたが、今では低消費電力で長距離通信が可能な通信規格やユニットがたくさん出て来ており、昔に比べれば非常に手軽に離れた場所からのデータを受信する事が簡単にできる様になっています。
そして現在、最も利用範囲が広がっているのが”LoraWAN”です。この”LoraWAN”はお互いが最大10km離れた場所にあっても通信できますので、最近では気象データ等の観測から(徘徊するクセのある方の見守りの為の)GPSトラッカーとしてまで幅広く利用され、大手通信会社も興味を持って投資を行っていたりします。

一方今回紹介する「TrackALL」にも採用されているSIGFOXと言う通信方式は”LoraWAN”よりも遙かに長距離、最大50キロも電波が飛ぶ通信規格で、国内では京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が国内でのネットワークの展開をしており、既に大都市部では利用可能で、今年中には全ての政令指定都市でも利用可能予定となっています。

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長距離通信観測ができるLoRaチップを搭載したArduino互換ボード「LoRaONE」

観測装置を設計する際に一番困るのが電源の確保とそのデータの伝送方法です。電源は最近はソーラーパネルやバッテリーの性能が良くなって来ているので大丈夫なのですが、データの送信方法が大変です。
何キロも先に設置した観測装置からのデータを送る際に今現在よくつ買われているのが携帯電話の通信網を使ったものです。通信用のモジュール単体で技適を取っているものも多く格安SIMと合わせてシステムを組む事もあるかと思いますが、場所によっては電波が来てなかったり弱かったりする場所もまだまだあります。

ですからその様な既存のインフラに頼らずに通信できる様にと策定されたのが低データレートの無線ネットワーキング規格のLoRaTMです。そしてこの「LoRaONE」はその規格に準じたマイクロチップ社のLoRaチップを搭載しています。

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