Newガジェット

WiFi搭載のPythonマイコンボード「WiPy」

Micro Pythonと言うマイコンボードはご存じだろうか?文字通りPythonでプログラミングができるマイコンボードなのだが、Pythonってインタプリンタみたいに使えるので便利なんですよね。ArduinoやPICだとC/C+やアセンブラで書いてコンパイルして動作確認…..になるのですが、デバッグが大変なんですよね。なのでインタプリンタ形式で動かせるPythonが乗ったマイコンボードって、出た時、私にはとっても魅力的に映りました。

今回、Kickstarterで投資の募集を開始した「WiPy」は、MicroPythonがUSB接続でターミナルでやっていたプログラミングが、WiFiモジュール搭載のTIのCC3200を載せているいる事によりWiFi接続okなのです。
つまりコードレス。telnet経由で操作もできますし、嬉しいのはFTPでのファイル転送。FETでプログラムファイルを転送できるので、めちゃ便利です!!いつも使っているPCで書いたプログラムファイルをFTPで転送するだけで動かせるんですから、これはめちゃ便利ですよ!!

スペックは

  • Size: 25mm x 45mm (1.0″ x 1.77″)  
  • MCU: Cortex-M4 @ 80MHz (TI CC3200)
  • WiFi: 802.11b/g/n 16Mbps (AP, Station and WiFi-Direct)
  • RAM: 256 KBytes
  • Flash: 2 MBytes
  • GPIO: Up to 25
  • Interfaces: UART (x2), SPI, I2C, I2S, SD card
  • Analog channels: 3×12 bit ADCs
  • Timers: 4×16 bit with PWM and input capture
  • RTC: Of course
  • Hash and encryption engines: SHA, MD5, DES, AES
  • DMA: All over the place
  • 3.3V output: Capable of sourcing up to 250mA

気を付けないといけないのはI/Oが3.3V駆動な点くらいで、Flashも2Mもあるので、結構デカいアプリを作ってもへっちゃらですし、SSLやTLSもサポート。

しかもこのボードの売りの1つはサスペンドモード時の消費電力。850uAとめちゃ省電力です。なのでバッテリー駆動のセキュリティーユニットみたいなものを使ってもすぐにバッテリー切れて!!って事はないのでかなりこの仕様は有り難いですよね。

さてこのボード1枚の価格は27ユーロ。それに送料5ユーロで約3700円になります。

詳細は下記URLをご覧ください

https://www.kickstarter.com/projects/wipy/the-wipy-the-internet-of-things-taken-to-the-next

電源のいらないスマホ用木製のアンプ「Trobla」前のページ

専用エディタで驚くほど簡単に画面設計ができるTFTタッチパネル「Nextion」次のページ

関連記事

  1. Newガジェット

    いくら剃ってもヒゲ剃り後が残ると言う髭の濃い方に一度試してもらいたい電動シェーバー「The MOW …

    ヒゲ剃り後に手で触るとまだ髭が手にチクチク当たると言うのは、まだまだ髭…

  2. Newガジェット

    これから民泊を始める方や、留守がちなご家庭に超ピッタリなデジタル・キーボックス「Populife」

    みなさんのご家庭では家族全員が玄関ドアの鍵を持っていますか?もし持…

  3. Newガジェット

    24インチ M1 iMacとの一体感を持たせたUSB-Cマルチハブ「MagHub 2 Pop-Up …

    Apple製品はデザイン的にも優れているのは周知の事実で、サードパーテ…

  4. Newガジェット

    たった1本のボトルで、お茶もコーヒーも淹れる事のできる保温ボトル「Recharge」

    節約の為や、外では自分の好みのフレーバーのお茶やコーヒーを買う事ができ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP