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6軸センサーにアナログスイッチ搭載のゲーミングマウス「The Z」

FPS(ファーストパーソン・シューター:First Person shooter)、MMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム:Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)、MOBA(Multiplayer online battle arena:マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)と言った様なオンラインで多人数で対戦するゲームが世の中にはたくさんあります。

これらゲームは昔のテンキーとABボタンだけのコントローラーで操作するのではなく、マウスとキーボードを駆使してプレイヤーを操作しなければならないのですが、実際にマウスもキーボードもデジタルなデバイスなので押すか押さないか、押した時間で微妙な角度であったり方向であったり力であったりを調整するしかありません。ですがそれには慣れが必要ですし訓練が必要ですから、素人がちょっと面白そうだから始めたとしてもなかなか思い通りの位置や場所で止めるのは至難の業なのです。

それを加速度センサーやジャイロセンサーやアナログスイッチを使ってより誰にでも直感的に動かすだけで思い通りの操縦をする事ができるマウスにしたのがこの「The Z」です。


ではどう言う操作が実際にできるのかと言うと、まず最初はチルト操作。例えば自動車で言えばハンドルを切ったり、人間で言えば視線の変更を行うチルト動作をマウスの傾きによって変更する事ができます。ただマウスの底面が平らではマイスを手でホールドして持ち上げて傾けなければいけませんからそれでは操作がすごいし辛いものがあります。ですからこの「The Z」には底面に傾きをつける為のV字型のアダプターが付属しており、このアダプタを使う事で容易にマウスを左右に倒してチルト操作を行う事ができる様になっていますし、もちろんマウスを動かすのにそのアダプターがストッパーになったりと言う事はなくつけてもつけなくても非常に滑りやすく動く様にアダプターも設計されています。

次にピポット操作。「The Z」にはジャイロセンサーが搭載されていますからマウスをある点を中心に回転方向に回転させる事でゲーム中のプレイヤーの移動方向や視点を簡単に変える事ができます。通常は左手でキーボードを使って行うのですが、マウスでこの操作が行えるので左手は他のキー操作を行う事ができますのでその分のキーボード上での手の移動がなくなり非常にスムーズにゲーム中のキャラクラ-を移動させる事ができます。

またマウスを空中に浮かせれば、空中マウスと同じで航空機やヘリコプターを操作する時にピッチ、ロール、ヨー方向の方向転換がマウスの向きを変えるだけで行う事ができるの便利ですよ。

そして次はキー操作です。キーは合計で50個種類ものキー操作を判別する事ができ、それぞれのキークリッキにマクロをそれぞれ割り当てる事ができますから、MMOやRPG、MOBAゲームをする際に最速のスピードでマクロを発動する事ができますから、こんなにパワフルなマウスはありませんよね。もうキーボードは必要ないと言っても良いくらいです。

そのキーですが、通常は右と左クリック用にキーは1つずつですが、左右のクリックボタンの上に小さいボタンがそれぞれ乗っており、更に指の腹が当たる部分ももう2つ、合計6つものボタンがあるのです。
そして指の腹で押す2つのボタン以外のボタンはトリガーを引く様に指をかけて引けば別なボタンとして認識される為、何とその使い分けで合計10個もの物理的なキーを備えている事になります。
更にそれだけではなくマウスの向き(真っ直ぐな向き、左右へ傾ける、ピポット操作で左右に回転させる)で5つのグループ分けてそれぞれ10個のキーに動作を割り当てる事ができますので最大で50個分のキーを見分ける事ができるのです。さすがにボタンの多いマウスでもここまでの多機能マウスは見た事がありませんよね。 

また左右のクリックキーは普通のキーではないのです。実はアナログキーになっていて、その押し込み量を数値化して認識する事ができるのです。ですから右キーを車のスロットルに割り当てたり、パワーの調整やフォーカスのズームと言った様なものに割り当てる事ができるのです。このアナログキーは非常にゲームをやっているモノにとっては微調整が簡単にできますので魅力的な機能ですよね。よく親指部分に調整用のチルトキーがついてたりしますが意外と親指で微調整って難しく、それが動かしやすい人差し指や中指でできるのですから嬉しいですよね。

その他にもこのアナログスイッチは通常の文章編集においても大活躍します。例えば押し込み量で文章を単語で選択するのか文節で選択するのかそれとも分全体を選択するのかと言った文章を編集する際に今まではクリック&ドラッグしていた操作やダブルクリックしていた操作を押し込み量だけで変えられますし、コピーするのかペーストするのかもその押し込み量で操作を分ける事ができますから、もう右クリックでメニューを出す必要はありませんので非常に編集がスムーズになります。

その他にも「The Z」にはマウスの分解能をマウスを使用中でもボタン1つで変えられると言う機能がついています。一般的な分解能を切替られるマウスでもスイッチ1つで切替られるのですが、そのボタンが通常はマウスの裏であったり隠れた部分にあるのです。これでは一度手を休めて分解能をボタンで切替なければならないのですが、この「The Z」は左クリックのボタンの横に分解能を変えるボタンがついておりOLEDディスプレイでその分解能を確認する事ができますので、ゲーム中は12000dpiにしておき、ゲームが終わった時は2400dpiくらいも戻しておけばカーソルの動きが遅すぎて困る事もありませんし、イラストレーターで編集していたりする時も細かいマウス操作が要求される作業をする時は分解能を上げると言った臨機応変な変更がボタン1つでできますから便利ですよ。

ですからこの「The Z」はゲーマーだけではなくイラストレーターの方にもとっても便利なマウスになるはずですよ。

その他「The Z」の詳細なスペックは下記URLをご覧ください

https://www.kickstarter.com/projects/1649358926/the-z

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