あなたにとって料理をする時に一番嫌な作業って何ですか?
　料理をすると言う作業の工程を見て行く場合、おそらく一番手間のかかる作業が下ごしらえ(材料を切る)で、一番嫌なのが”調理器具や器を洗う”作業ではないでしょうか?
　例えばサラダ用のレタス等はまずレタスの葉を1枚1枚千切ってから一口サイズに切りますし、これから鍋の季節になると白菜をよく使いますが、白菜もレタスと同じ様にざく切りにしてから洗いますが、この時には必ずボールやザルを使いますし、この他にも野菜を使うに当たって切ってから洗うと言う野菜は多く、その都度ボールやザルを洗うのって面倒ではありませんか?
　更にその面倒な洗い物から解放されたい為に”食洗機”を買っても、洗い物が多いとどうしてもボールやザルや鍋が入らなくて手洗いしなければならない事も度々出て来ます。

　そう言う時に野菜をカットした後に野菜を洗うのにボールやザルが不要なキッチンアイテムがあれば便利ではないでしょうか?そんな”切る”と”洗う”と言う作業を一緒にできるまな板「Oriboard」を今回は紹介致します。
　ではこの「Oriboard」ではどの様にして”切る”と言う作業と”洗う”と言う作業がこの「Oriboard」1枚でできるのかと言いますと、この「Oriboard」は1/4が網目状になっていてザルの様になっており、後3/4は真っ平らな板になっています。そしてカットする時は真っ平らな部分で切り、そして洗う際に網目状の部分に移動させるのですが、この時にこの「Oriboard」は給食の時にゼリーやプリン等と一緒に出て来た”紙スプーン”の様に折れ曲り、網目状の部分がボールの様に変形するのです。

　ですから、材料をカットした後に網目状の部分に材料を移動させておけば「Oriboard」をパタパタと折りたたむだけでボールに早変わりして流水で材料を洗う事ができ、そのまま水を切って鍋に入れたり、サラダボールに入れる事ができますので、ザルやボールと言った物を使う事がなくなりますし、使う事がなくなる事で洗わなくて良くなるのですから、これが一番嬉しいのではないでしょうか!!

　更に折り畳める「Oriboard」のメリットはそれだけではありません。例えば切った後の材料を鍋やフライパンやボールに移す際にまな板を鍋やフライパンの上にかざして手や包丁を使って材料を鍋やフライパンと言った容器に移し入れたりしますが、その時にまな板の幅よりも容器の幅が小さい場合、まな板の上で広がった材料をスライドさせた時に容器に入らずに容器の外に落ちるって事がありますが、折りたたむ事でこの「Oriboard」はまな板の上の材料を集める事ができ、更にそのエッジの谷間を利用して容器に移し入れれば自然と材料は1箇所に集められて容器に入れる事ができますので、外にこぼれ落ちる事がないのです。

　その他にこの「Oriboard」のボールへの変形は2段階で変形させる事ができますし、生姜やニンニクをちょっとすり下ろしたい時に便利な”おろし器”になる金具や、栓抜きと言ったものも付属していますので、非常に様々な事に使用する事ができます。

　そして極め付けが”食洗機”で洗う事ができると言う事です。今までならボールが入らないから手洗いしていたボールも、使用する時はボール状に変形させても元々はまな板なので、真っ平らな板に戻す事ができますから真っ平らな状態に戻して食洗機に入れれば手洗いせずとも洗ってくれます。

　なお、実際にどう使うのか?どの様に変形するのか興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/1932493634/oriboard-the-amazing-origami-multifunctional-cutti

https://ksr-ugc.imgix.net/assets/017/954/549/61b4e4fabef37b16f8054d855013b7e1_original.jpg?w=680&fit=max&v=1502955191&auto=format&q=92&s=878f512d1e7d6d388cf7cd0d4d0d7f31