みなさんは大気汚染について考えた事や家族で話し合った事はありますか?
何年か前には中国から偏西風に乗ってやって来るPM2.5の事がメディア等でも取り上げられ、みなさんも気になってPM2.5の観測状況などを毎日チェックされたかと思いますが、実際の所は大陸からのPM2.5の飛来分もありますが、日本で観測されるPM2.5の殆どは日本国内で発生したもので、自動車の排気ガスや工場や発電所やゴミ焼却場から排出される排煙等にも含まれており、本当に気にするのであれば日々毎日気にする必要がありますし、特に喘息を持っていたりアレルギーを持っているのであれば一番大切なのは自分の周りの環境です。
そこで今回はPM2.5よりも小さい1μmの粒子までも観測できる大気観測装置「PocketLab Air」を今回はご紹介致します。
ではこの「PocketLab Air」ではどの様な大気汚染物質を観測できるのかと言いますと、PM1,PM2,5,PM10のほか窒素酸化物、二酸化炭素、オゾンそして気温、湿度、気圧、照度を計測し、「PocketLab Air」本体にGPSの位置情報と一緒に記録する事ができます。
つまりこの「PocketLab Air」は単体で観測する事を前提に設計されており、バッテリーがフルの状態で24時間リアルタイム計測する事ができる他、インターバル計測では最長3日間計測し、計測データを蓄積する事が可能です。
またその計測したデータはBluetoothでスマートフォンやPCに取り込む事ができるのですが、その最大通信距離は76mと長いので、雨水の当たらない屋根のある場所に設置(装置は防水ではありません)するのであれば、この寒い時期にデータを取りにわざわざ「PocketLab Air」を回収しに行かなくても電源さえ確保してやれば屋外の大気の状況を逐次観測し、そしてスマートフォンで観測するならば急な数値の異常があればすぐにアラートとして知らせてくれます。
そしてその観測したデータは「PocketLab Air」を使っている仲間と供給する事ができ、アプリケーション上のマップで計測した位置とデータを見る事ができますのでたくさんの人が使えば使うほど、Weathernewsの花粉を観測するポールンロボの様に人の役に立つ事ができます。
またWindowsPC用はまだなのすが、Mac OS X用には計測データを取り込む為のアプリケーションが用意されていますので、学生の方であれば年間を通してデータを保存しておき夏休みの自由研究等にも使う事ができたりもしますので、いつも夏休みの最後の方になって自由研究に何をするのか悩む様な方は早め早めにネタを仕込んでおくのも良いのではないでしょうか?
なお、観測可能な指標のレンジ(どのくらいの範囲内で計測できるのか?)等は下記URLにてご確認下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/850087978/pocketlab-air-measure-whats-in-your-air
また英語が苦手だったり、直接投資するには不安がある。輸送トラブルや届いた商品が破損していたり動かないんだけど、どうしたらいいのだろ？
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