最近の電動雲台は昔の様にモーターでビデオカメラやスチールカメラの向きを一定のスピードで変える事ができると言うだけでなく、スマートフォンを使いリモートで制御できたり、パン・チルトと上下左右方向でスピードを変化させながら動かしたり、スライダーを使ってカメラの視点を移動させながら撮影したりと、本当に複雑な撮影を行う事ができます。
ただ唯一それら最近の電動雲台やスマートフォンを使ったリモートコントロールで出来ないのがフォーカス、つまりピントです。
今のカメラはオートフォーカスですのでピント合わせをする必要がないと言えばないのですが、実際のところそのフォーカスを画角の中でどこを基準にするかはカメラに搭載されたプログラムで、いくらフォーカスポイントを設定しておいても実際にピントを合わせるのはカメラ任せです。
そこを今回紹介する「Rhino Arc II」は手動で設定する事ができますので、更に多彩な映像表現を行う事が可能です。