映画やテレビを見ていて、これってどうやれば撮影できるの?って思った事はありませんか?
たまに撮影の裏側とかを撮した映像で、セットの中に列車が走るわけではないのにレールが敷いてあってそのレールの上に撮影機材が載っているのって見た事がありませんか?
それはスライダーって言う機材を使っています。そんなレールを敷かなくても室内で手軽に使えるスライダーもありますが、レールを敷いてその上にスライダーを載せてと手間がかかります。
できればレールを敷かないでスライダーが電動で移動してくれて撮影してくれるものがあれば便利ですよね。
そんな専用のレールが不用の自走式の電動スライダーがこの「Hercules」です。
この「Hercules」に取り付けるカメラの重量が9kg以下であれば、スマホであろうとGoProであろうと、一眼レフでもビデオカメラでも何でも取付て撮影する事ができます。但しこの「Hercules」には1/4インチのカメラネジがついていますので、このカメラネジの先に取り付けるアダプタは別途自前で用意する必要があります。
使用方法は、撮影方法によってベースを選び、回転して移動を助ける丸い銀色の筒状の移動モジュールを取り付けます(この中銀色の筒の中に単3電池1本とモーターに制御モジュールが入っています)。
ベースの1つめはパノラマ撮影用アダプタ。1点を中心にぐるっと360度回ってパノラマ写真を撮影するアダプタです。
ベースの2つめはリニアトラックアダプタ。横に直線にパンして移動しながら撮影するアダプタです。
そしてベースの3つめは自由回転撮影用アダプタ。これはベースが3分割されて車輪と中心になるベース部分がジョイントで接続されており、このジョイント部分は340度近く自由に動きます。ですのでこの2つの車輪の角度を変える事により例えば、被写体の回りを遠巻きにグルッっとパンして回りながら撮影したり、両方の車輪の角度を反対にして固定する事によりS字型に移動する様な軌跡を描いて撮影したり。この車輪の角度のつけ方によってちょっと変わったパンのさせ方で撮影させる事ができます。
この3つのベースでパンさせる移動方向は決まるのですが、その移動スピードは銀色の筒の移動モジュールで設定します。この移動モジュールはスイッチをONすれば同じ速度で移動するのではなく、移動速度は任意に設定する事ができます。1秒間に1mmだとか5mmと言った様に単位時間あたりの移動距離を設定し、最大1秒あたり2.5cm移動させる事ができます。
またタイムプラス設定もできて、その間隔も距離は0.25mm~25mm、時間は1~60秒の範囲内で、手動では絶対無理な間隔で細かく設定する事ができます。
またオプションでレールも用意されていますのでレールの上を移動させて撮影する事ももちろん可能です。
ちなみに傾斜のある所で使う場合は登坂できる最大斜度は10度までです。それ以上は上に載せているカメラの重量が重いと倒れてしまいますので気を付けて下さい。
このスライダーがあれば、手軽に自作のジオラマの中を走行させて特撮だってできますよ。
詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/2044759634/hercules-the-worlds-smallest-camera-motion-control
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