造形精度以上に、エコな設計につい魅了されるDLP-SLA方式3Dプリンター「Dazz 3D」

SLA方式(光造形方式)の3Dプリンターを使うものにとって一番のネックはランニングコストです。
FDM方式(熱溶解積層方式)はフィラメントと呼ばれるプラスチックの糸と言うかワイヤーと言うかロープの様なものを溶かしながら造形して行きますので、無駄がありません(サポート材として使ったものは最後に廃棄しますが)。
一方SLA方式はレジンと呼ばれる紫外線や特殊な波長で固まるプラスチックの液体に光を当てて造形して行きますので、レジンバットと呼ばれるプールの様な容器にレジンをタップリと注ぎ込み、その注ぎ込んだレジンに光を当てながら硬化させて行くのですが、漏れた光で周囲のレジンが固まりそのカスがレジンバットの中に溜まりますので、精密な造形を行おうと思えば、その都度レジンバッドに残ったレジンを濾過し、そしてウエス等でレジンバットを拭き上げてから新しいレジンを入れ直さないといけません。

そしてその除去したカスやウエスで拭き取ったレジンが結構なロスになり、それもあってSLA方式はランニングコストを押し上げている一因ともなっています。

そこで今回はそのレジンを無駄にしないDLP-SLA方式3Dプリンター「Dazz 3D」をご紹介致します。


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新レジンの追加により多彩な造形ができる様になり、そしてより高精細になったLCD SLA-3Dプリンター「SparkMaker FHD」

今回紹介するLCD SLA方式の3Dプリンター「SparkMaker FHD」は、価格が非常に安い事で有名になった”SparkMaker”の後継機種になります。
”SparkMaker”が安い理由は量産されている汎用部品を多用した事です。例えばSLAプリンタの心臓部とも言える紫外線を当てる光源部分にはスマートフォンの安価な液晶を使う事でトータルコストを抑えています。
ただその為に造形できる造形物は”SparkMaker”の場合は最大102×56×125mmで、XY解像度は100μm、積層ピッチは20μmで造形スピードは20〜25cc/hとSLAプリンタとしては入門機としては十分なスペックなのですが、より精密なフィギュアやギア等の樹脂部品を作るとなるとちょっと能力不足で、SDカードに保存されたファイルでした造形できない等、ちょっと不便な面もありました。

そこで「SparkMaker FHD」は2K解像度の液晶を使いXY解像度75μm、積層ピッチは20μm、造形サイズは少し大きくなり110×61.8×125 mmとなりました。


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3Dクリエイターの方なら是非とも1台は持ってもらいたいホログラフィックディスプレイ「Looking Glass」

一昔前に立体映像を見ようとすると専用の映写設備を持った施設で赤と青のセロファンを貼ったメガネをかけるか、偏光グラスをかけでしか楽しむ事のできなかった3D映像も、今や家庭のテレビでも見られる様になりましたし、ゲームでもVRやARディスプレイゴーグルを頭に装着すればリアルに3D表現された世界の中でゲームを楽しむ事ができます。

ただそれはソフトコンテンツを利用する立場から見た利便性が上がっただけで3Dクリエイターの方は2Dのディスプレイでデータを作り、マウスやペンタブレットを使って3Dで描かれたキャラクターや風景をグルグルと動かしながら3Dデータのチェックをしますので非常に効率が悪いのです。

だからと言ってVRヘッドセットアダプタもVRゴーグルやARゴーグルを被りながらの作業は首にも結構な負担がかかりますし、何と言っても視界が限られるので作画作業をするには向いていません。

そこで今回は裸眼で3D表示できるホログラフィックディスプレイ「Looking Glass」をご紹介致します。


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3Dプリンターがあれば、ボディーを自分の手に合わせて設計・造形可能なゲーミング・マウス「Astrum」

パソコンの入力デバイスとして当たり前の様に使っているマウスですが、みなさんはマウスに対しての違和感や不満はありませんか?
特に毎日何時間もマウスを使う方であれば、そのマウスの大きさや形状の少しの違いが手や腕に対する負担となって現れます。

例えば肘から手首には橈骨と尺骨と言う2本の骨が平行に並んでいるのですが、これは上を向いて寝た状態で掌が天井を向いている状態で平行になっており、マウスを手に持って操作する状態で言えばこの橈骨と尺骨は平行ではなくクロスしている状態になり、前腕だけを見れば180°捻れれた状態にあります。
ですので掌が机の天板に向いている時点で前腕にはかなりの負荷がかかっており、更にマウスに置いてクリックを行う人差し指や中指も真っ直ぐ伸ばされれば伸ばされるほど総指伸筋や短橈側手根伸筋に負荷がかかり、最悪は肘の周辺に痛みを感じたりします(一般的にはテニス肘と言ってスマホの操作のし過ぎでも同様の症状が起こったりもします)。

ですから手はちょうどテニスボールを持つ様な感じでマウスを持つ事ができれば手にかかる負担も最小限で済むのですが、1サイズのマウスでさすがに万人に優しいマウスを設計する事は不可能で、手にピッタリとフィットする方もおられればそうでない方も必ず出て来ます。

そこを自分でカスタマイズできる様にして手にかかる負担を最小限にするのが今回紹介する「Astrum」と言うマウスです。


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高価な3Dプリンター用フィラメントを天敵の湿気や酸素から守る真空ドライケース「PrintDry」

FDM方式(Fused Deposition Modeling / 熱溶解積層法)の3Dプリンターもモノにもよりますが普通のサラリーマンの小遣いでも購入できるくらい安くなり、ボーナスが出たのを気に思い切って3Dプリンターを買った!!と言う方が増えているのか、大手の家電量販店でもフィラメント呼ばれる糸状のプラスチック素材が簡単に手に入る様になりました。

ただこのフィラメント、フィラメントの種類やメーカーにもよりますが値段もまちまちで、1リール買うと1万円前後はしますのでその扱いには注意しなければらない事が多数あるのですが、割とフィラメントを3Dプリンターにセットしたまま放置していて、プリントしようと思った時にフィラメントがプチプチと音を立ててノズルを詰まらせたり、フィラメントは出ているのに出ているフィラメントがちゃんと溶けていないのか段々と造形物が変形して行ったりと言う事がよく起こります。

ただこの原因がフィラメントだとは気付かずに3Dプリンターばかりを点検し、最後にもしかしたらと思いフィラメントを交換したらうまく造形できたなんて事はよく聞く話です。

そんな取扱を慎重にしなくてはいけないフィラメントを厳重に収納しておくドラム式のケース「PrintDry」を今回はご紹介致します。


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クリエイターの方必見!!フルカスタマイズ可能なデザイナーズ・キーボード「Delux Designer」

最近は3Dプリンターの普及もあり、今までCAD系のソフト(アプリケーション)やドロー系のソフトを使った事がなかった方でも使う機会が増えましたが、これらデザイン系のソフトを使う上で一番困るのがデスクの上のスペースです。
デザイン系のソフトでキーボードは殆ど使いません。使うとすればショートカットを使ってコピー&ペーストしたりカット&ペースト、間違った作業内容を戻したり、エフェクトをかけたりする様な時だけで、作業の殆どはマウスかトラックボール、ペンダブレットを使われる方であればペンタブレットで行います。

ですからこれらデスクスペースが狭いとキーボードがデスクの上を占有してマウスを動かせるスペースが狭くなるばかりか、ペンダブレットを併用して使用するとキーボードとマウスとペンタブレットをどう配置するのかで非常に悩みますし、置くスペースがなくて変化位置に並べてしまうと変な格好をして作業しなければならず身体にも負担をかけて環境的にも良いとは言えません。

そこで作業時によく使うキーボードの左半分だけを切り出したデザイナーズ・キーボード「Delux Designer」をご紹介致します。


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驚異的なスピードであっと今に造形してしますDLP光造形3Dプリンター「UNIZ SLASH」

個人で購入できる3DプリンターとしてはFDM(熱溶解積層:Fused Deposition Modeling)方式の3Dプリンターが種類が最も多く、材料となるフィラメントと呼ばれる樹脂の種類も多いので、個人で最初に買うのならFDM方式の3Dプリンターが最適なのですが、造形するものが、機械式時計の歯車の様な極小の精密部品やディテールの細かいフィギュアとなるとFDM方式ではノズルと呼ばれる溶かした樹脂を射出する押し出し口の径(穴の大きさ)を小さくするのには限界がある事から細かな部品を製造するには向いていません。
ですからそう言う細かい部品やフィギュアを作るのであればSLA(光造形方式:Stereolithography Apparatus )となるのですが、これは液体の樹脂材料(紫外線で硬化する様な樹脂(レジンとも呼ばれ、最近ではアクセサリーを作るのによく利用されています))に紫外線レーザー等を当てて造形して行く方式で、レーザー光線の直径まで微細に造形できる事からフィギュア作りには最適なのですが、1本のレーザー光線を動かしながら樹脂を固めて行きますので、非常に造形に時間がかかってしまいます。
そこで登場したのがDLP(Digital Light Processing)です。これはプロジェクターがスクリーンに映像を投影する原理を利用して造形物をMRIやCTで撮影した映像の様にスライスした絵を順番に投影する事で面で造形し積み上げて行きますので、線を移動して造形するレーザー方式に比べてとても早くなりました。
そして近年はプロジェクターではなく、液晶ディスプレイにスライスした映像を表示させながら造形して行く方式の方がコンパクトかつ安価にプリンターを作れる事から最近ではこの液晶ディスプレイを使ったものが主流になっています。

そしてDLPになりこれ以上高速化される事はないと思っていた光造形プリンターに革命が起きたのです!!それが今回紹介する「SLASH」です。


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この価格でこの機能って何かあるんじゃない?と思うレベルの激安・高機能FDM方式3Dプリンター「Migo」

みなさんは3Dプリンターの主要生産国が中国だと言う事はご存じでしょうか?そしてまたドローンも同様に世界的に有名なDJI社も中国のメーカーです。
よく中国人の方でさえ中国製は品質が悪いからと敬遠したりしますが、それは一部の製品だけであって例えばiPhoneなども生産は中国で行っています。
その他にも中国で開発され生産されている最新のガジェットと言うのはたくさんあり、今や中国なくしては技術のイノベーションは考えられなくなっている程、中国の役割と言うのは大きいのです。
ただ3Dプリンターで言えばヘッドを動かす精度の高いスティッピングモーターやフィラメントの温度を計測する温度センサーなどパーツ、パーツによっては日本の部品が使われていたりもします。

そして今回紹介するFDM方式(Fused Deposition Modeling/熱溶解積層法)の3Dプリンター「Migo」も中国製なのですが、機能的にも値段的にも十分満足頂ける製品です。


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アルミ切り出しフレームで組み立て式ながらも20μm単位の非常に高精細な造形が可能なマルチ3D加工機「Mooz」

今や3Dプリンターと大手ECサイト等で検索をかけると、もう数え切れない程の3Dプリンターが出て来て3Dプリンターをこれから使ってみようと言う方にはどれを選んで良いのやら3Dプリンターを試しに使ってプリントした事がない方にとって何を基準にして良いのか全く検討のつかない所ではあると思いますが、その中で3Dプリンターを購入するにあたり一番気をつけなければいけないのはフレームの剛性と、臭い対策です。
では何故?フレームの剛性が需要なのかと言いますと、フレームの剛性(強さ)は実際にプリントした造形物の出来映えを左右するからです。と言いますのも3Dプリンターは結構重いヘッド部分が少なくとも縦横に移動しながらフィラメントと呼ばれるプラスチックを溶かしながら押し出し重ね、冷やして様々なものを作っていくのですが、柱が細かったり、接合部分が弱くてフレームがヘッドが移動するのに合わせてグラグラと地震で揺れるビルの様に揺れてしまいますと、それに合わせてノズル部分も一緒にブレてしますので押し出したフィラメントが波打った様に押し出されてしまい出来上がった造形物の表面はフィラメントの層でスジがいっぱいになるばかりか精度も悪くなってしまうのです。
そしてもう1つの臭いについては、プラスチックを溶かしていますので、フィラメントによってはプラスチックが焦げた様な臭いが発生し、それが部屋に充満してとてもじゃありませんが臭いでその部屋にいられなくなってしまうのです。ですから高級な3Dプリンターではカバーをつけ更に臭いを除去するフィルターを通して排気して対策をしたりしています。
ですから注意しなければならないのは数字上の精度と価格で選ぶと失敗してしまうと言う事になるのですが、今回紹介します「Mooz」は臭い対策は0%ですが、精度に影響する剛性については100%の対策がなされています。


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加工サイズは無限大!!どんなに広い素材だって加工できる自走式CNCロボット「Goliath CNC」

みなさんはCNC(computerized numerical control/コンピュータライズド・ニューメリカル・コントロール)マシンと言う工作機械はご存じでしょうか?これは言うなればみなさんが木材や金属に穴を開ける時に使うドリルの刃(CNC加工用の特殊な刃なのですが)を回しながら素材に差し込む事で穴も開ける事ができますが、ドリルを素材に差し込んだまま横にスライドさせる事で溝も掘る事ができれば切り出す事もできます。
と言う様に昔であれば木材を加工する際にノコギリやノミと言った道具を駆使して加工していたものが今ではドリル1本で芸術的な和室の欄間や木像(北海道のお土産でよく目にする鮭をくわえた熊の置物の様なもの)までも加工することができるのです。
ですからDIYで物作りを楽しむ人にとっては欲しい工作工具のトップに上がる様な機械なのですが、これがまた高いのです。構造的には3Dプリンターのヘッド部分をドリルに置き換えたものなのですが、3Dプリンタープリンター同様に加工できる素材が大きくなればなるほど高価になるばかりか機械もそれにつれて大きくなりますので設置場所も考えなくてはいけません。
例えば15cm×15cm四方の加工範囲を持っているCNCマシンであれば30cm×30cmもあれば設置できますが、30cm×30cmと倍の大きさになるとスクエアタイプの簡易的なCNCマシンでも45cm×45cmくらいの設置面積が取られますし、それがゴミが飛ばない様にカバーで覆われて排気設備までついたCNCマシンとなると更に大きくなり、とても個人で自宅の書斎に置くレベルではありません。

そんな現状のCNCの構造を根本から変えてサイズフリーで加工できる様にしたのがこの自走式CNCロボット「Goliath CNC」です。


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