レーザー彫刻機と言うのはレーザーを使って絵や文字などを刻み込む為の工作装置で、レーザー彫刻機を持っているとオジルナルのアクリルキーホルダーを作ったりするのはもちろん、レーザー出力の大きなレーザー彫刻機を持っていればガラスなどにも彫刻する事ができ、ボトルやグラスにイラストやメッセージなどを刻み込んでプレゼントしたりと言う様な事も出来ますし、ハンディータイプのものは例えば自転車のフレームに消えない名前や連絡先などの情報を刻み込んだりと言う様な事も出来ます。
そこで今回は40Wと言う非常にパワフルなレーザーモジュールを搭載したレーザー彫刻機「Delta 40W」をご紹介致します。
最大50mm厚の木材をカット可能
今回紹介するレーザー彫刻機「Delta 40W」は、第2世代のCOS テクノロジーを採用した40Wと非常にパワフルなレーザーモジュールを搭載しており、偏光ビーム結合モードを使用する事でより高いエネルギーでスポットをより集中させる事が出来るだけでなく、焦点距離が72mmもあり、桐の様な密度が低く柔らかい木材ですと最大50mm厚の木材まで何とカットする事が出来るです。
更に硬いパイン材でも厚みが20mmまでなら1回でカット出来ますし、黒く着色されたアクリル板であれば最大30mm、ステンレス板でも最大0.15mm厚までならワンパスで切断する事が出来ますし、それ以上の厚みがあったとしても何度かレーザーを当てる事でカット可能です。
ですので従来のパワーの低いレーザー彫刻機ですと先に素材を加工してからレーザー彫刻しなければいけませんでしたが、この「Delta 40W」ならレーザー彫刻をした後に切り出す事も可能でより加工がし易くなっています。
カラーマーキング
次にこの「Delta 40W」は出力の強いレーザーモジュールを使って何とカラーマーキングも行える様になっています。
カラーマーキングと言うのはステンレスにレーザーを照射する事で金属表面に酸化皮膜を作り、そこに光が当たった際に光と酸化皮膜で反射した光の干渉によって発色させると言う技法です。
そしてレーザーを当てる時間によって酸化皮膜の厚みも変り、厚みの変わった酸化皮膜では反射させる光の波長が異なってくるため、ただ単にステンレスにレーザーを当てているのですが、赤でも青でも緑でも、自由自在に色を変える事ができ、ステンレスの板にカラーの画像をプリントすると言った事が出来るのです。
大量生産が可能
そしてこの「Delta 40W」の彫刻範囲は425mm×415mmと広いため、キーホルダーなどは並べて一気のレーザー彫刻する事で短時間にたくさんのノベルティーグッズなどを作成する事が出来ますが、それだとキッチリと水平垂直を合わせて並べなければレーザー彫刻したものがズレてしまいます。
そこでオススメなのが1枚の素材に連続してレーザー彫刻した後に、カットして切り出す事で複数の素材を並べると言う手間が省けるだけでなく正確に同じものをたくさん製作する事がこのレーザー彫刻機では可能ですし、グラスやボトルにレーザー彫刻するのであればロータリーローラーと言う円筒形の素材を回転させる装置がオプションで用意されていますし、レーザー彫刻時に発火するのを防ぐ為に空気を吹き付けて延焼を防ぐ為のエアポンプなどもオプションで用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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