よく海外の映画やドラマを見ていると、壁にかけられた穴の空いたペグボードに丸いピンやフックなどを差し込み、そこにたくさんの工具などをぶら下げていたりする光景を見たりする事がありますが、工具箱ではなくあぁ言った風に壁に工具をかけておく事で目的の工具を素早く見つける事ができますし、使った工具をそのままエンジンルームの中に置き忘れたりする事もありません。
そんなペグボードを3Dプリンターを使って自作する為のデータ集が今回紹介する「Thread Boards 2.0」で、”Thread Boards”配布から更に小物パーツ用のボックスなどが増えており、工具以外にパーツなども壁にかけて管理できます。
拡張は無限大
今回紹介する「Thread Boards 2.0」は、ペグボードに様々な道具、工具、パーツなどをぶら下げる為のフックやボックスと言ったものを3Dプリントし作るためのSTLファイル集(設計図)になるのですが、ベースとなり同じサイズの穴が均等に開けられたペグボードも3Dプリントすると言うのがこの「Thread Boards 2.0」の特徴で、横7×縦9穴のペグボートと、ペグボートとペグボートとを繋ぐ連結プレート、そしてネジをプリントし繋げる事でペグプレートはどこまでも広げて行く事ができ、壁一面をペグボードで覆う事も可能です。
しかも3Dプリントする事で木材を使って作るペグボードよりも軽くする事が出来ますので、あまりサイズが大きくなければ、石膏ボードの壁などにも取り付ける事が出来ますので、工具以外にも身の回りにある文具用品などを整理したりするためにも利用する事が出来ます。
追加されたNewデザインファイル
次にこの「Thread Boards 2.0」で追加されたデザインとして、まず文字フォントがあり、英文の文字フォントを3Dプリントする事で看板やメッセージボードなどを作ったりする事もできます。
そしてボックスの種類やホルダーなども種類サイズ共に増えたのですが、特に増えたのが小さなボックスで、ネジなナットなどの小さなパーツも一緒にペグボートに吊しておく事が出来ますし、ビットホルダーが追加されており、ドリルビットやドライバービットを差しておく事でテーブルの上での作業もし易くなります。
ステーショナリー用デザイン
そして”Thread Boards”にもブックスタンドなどを作る事ができるデータが含まれていたのですが、「Thread Boards 2.0」ではそれにプラスしてペンホルダーなどのデータも追加され、ハサミや定規と言ったよく使用するステーショナリーグッズを綺麗にしかも使い易く固定する事が出来るデータファイルなども数多く収録されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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