adafruit社のページを何気にブラウジングして新しいガジェットがないか探していたら、1-wire接続でコントロールできるフルカラーLEDのWS2811やWS2812をUSB接続でコントロールできる制御基板が出ていた。
最近、KickstarterでもほぼフルカラーLEDを使った照明とかはWS2811やWS2812を使ったモノが多いのではないだろうか。これもadafruitがArduino用のライブラリを出したりしてくれているおかげだろうと思う。
WS2811やWS2812は電源、アース、信号線1本で制御できるのでとても便利なLEDだ。実際、私も色々活用させてもらっている。何せRGB-LEDは3素子が1つのLEDチップに入っているので、基本、6本足のチップになり、RGBそれぞれLEDのVfが違う為に抵抗をそれぞれ入れなければならなかったり、結構回路設計に苦慮する。しかも、LEDの数分×3LINEの出力を何かからか出さなければいけない。その点、このLEDは1本でRGBデータの輝度をパケットで送ってやれば、済むので、配線数が劇的に減る。
と、LEDの話はこれくらいにしておいて、このコントローラーだが、各種OSに対応したライブラリが用意されており、MacOS,Windows,Linux,Raspberry PiとUSB接続して使える。
基本は、fcserverと言うドライバを動かして、このドライバを介してUSB接続したこのボードを制御する事になる。fcserverはWindows,MacOS用はバイナリで用意され、Linuxや
Raspberry Piはコンパイルしてインストールする。このドライバはHTTP Serverなので、IP,ポートを指定してコマンドを送ってやる必要がある。
ちなみにサンプルでは、Processing,HTML5,python,Node.js用のソースが提供されていて、端末関係なくコントロール可能になっている。
なのでRaspberry PiにNode入れて動かしてやればいい感じで動いてくれるのではないだろうか?
現在のところ商品はadafruit以外にもSparkFunでも扱っている
FadeCandyボード
https://www.sparkfun.com/products/12821
http://www.adafruit.com/product/1689
WS2812 LED
https://www.sparkfun.com/products/11821
これはWS2812Bでタブ6個
シングルチップのLEDを買う場合は下記URLのタブが4個のWS2812Bが結線が便利だ
http://www.adafruit.com/products/1655
ユニバーサル基板で使う場合は下記URLの2.54mmピッチの変換ボードに載ったのが便利
http://www.adafruit.com/products/1312
https://www.sparkfun.com/products/12025
adafruitはテープLEDの種類は豊富
突然失礼致します。大変恐縮なのですが、FadeCandyの設定の仕方をお教えいただけないでしょうか。FadecandyをRaspberryPIで使おうとしているのですが、どうにも設定の仕方がわからず、うまく行っていません。助けていただけないでしょうか。
はじめまして。FadeCandyの設定の仕方とは一体何でしょうか?fadeCandyそのものの設定はありませんよ。fadeCandyにWS2811等のテープLED等の配線の仕方はご覧になっているかと思いますから割愛させてもらいますが、
https://github.com/JoelEB/FadeCandyServer
このページに通りに
sudo apt-get -y install git
sudo git clone https://github.com/scanlime/fadecandy
cd /fadecandy/server
sudo make submodules
sudo make
をやった後に
sudo ./fcserver
でサーバーを動かして
netstat -a
でport:7890が開いている事を確認できればscserverは動いていますから、後はUSBホストケーブルでPiとFadeCandyを接続して
node ./fadecandy/examples/node/strip_redblue.js
などサンプルを動かして動作確認してみて下さい。これでうまくいかないのであればちょっと原因がわかりませんね