$75でBluetooth搭載で、PCともUSB接続可能なCAN-BUSユニットがKickstarterで投資の募集をしているのを見つけた。
このユニットはベースはATMEGA32u4を載せたArduinoベースの互換機。それにMCP2515のCANトランシーバを載せて
32u4とはSPIで接続しているというとってもシンプルなもの。
BLuetoothも積んでいるので、AndroidやiOS用のCAN解析アプリなんかも使える
またオープンソースで、これから下記サイトでプログラムやファームは公開していくようなので、腕に自信のある人は、回路図も
公開されれば自作可能。
このユニットにもSPI端子があり、当然後からアップデート可能になっている。
https://github.com/CANBus-Triple/
で肝心なのは、車両の中を流れているCAN信号を見れるということ。ただ日本のメーカーで標準CANを採用している
メーカーは結構少ない。TOYOTAなんかはプリウスは標準CANだが、その他の車両は結構、独自のアドレスを使って
パケットを流しているので、こういうユニットがあれば、解析に役立つ。
解析して各種信号のアドレスや中身がわかれば、いろんなことがパケットの送受信だけでできる。PCやスマホから自在
エンジンかけたり、ドアロックしたりできるというワケだ。なので最近はセキュリティーでもCAN-BUSアダプタがあり、わず
らわしい配線がCANへの2本の配線だけで済んだりもする。
車いじりが好きで、パケット解析してみたいという方は、結構お安い価格になっているので
いかがだろうか?
https://www.kickstarter.com/projects/etx/canbus-triple-the-car-hacking-platform
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