XYZ位置精度15μmかつクローズドループ制御で失敗なしのデルタ型FDM方式3Dプリンター「IVI」

熱溶融積層方式 (FDM)の3Dプリンターで、とても精度の高い造形物を作ろうとすると1番問題になるのが振動です。
特にヘッドが動いて止まった時の慣性運動による振動は造形精度を悪くしますので、XYZステージ型のFDM方式の3Dプリンターではヘッドの移動スピードを上げるとバックラッシュが大きくなり造形精度が更に悪化します。
それを最小にしたFDM方式の3Dプリンターが今回紹介します「IVI」が採用しているデルタ型と呼ばれる3Dプリンターで、モーターが動く事に伴うバックラッシュは上下方向(Z軸方向)にしか働きませんので、高速でヘッドを移動させてもXYZステージ型に比べると振動も少なく造形精度も維持できます。

ただそれ以外にも造形精度の前に造形を失敗すると言う事が3Dプリンターではよくあるのですが、この「IVI」はクローズドループ制御にて造形の失敗もありませんので、フィラメントの無駄も出しません。
“XYZ位置精度15μmかつクローズドループ制御で失敗なしのデルタ型FDM方式3Dプリンター「IVI」” の続きを読む

造形サイズに驚くな!!13インチディスプレイを使ったLCD SLA方式3Dプリンタ「Phrozen Transform」

3Dプリンターにも様々な方式があり、一般的で安価なのはFDM方式と言ってフィラメントと言う樹脂のロープを溶かしながら造形して行く3Dプリンタです。
そしてパーソナルユースでFDM方式の次によく使われているのがSLA方式と言ってレジンと言う、紫外線で硬化するよくジュエリー等に使われる素材を使った3Dプリンターで、レーザーや光を制御してレジンを紫外線やレーザーで硬化させて造形して行きますのでフィギュアや機械モデルなど精密度を要求される造形に向いています。

ただパーソナルユースのSLAプリンタは造形に使われている部品が高く個人が購入できる値段となると、同じ価格ならFDM方式の1/2〜1/3程度の大きさのものしか造形できなかったのですが、今回ご紹介するLCD SLA方式の3Dプリンタ「Phrozen Transform」は何と29.2 x 16.5 x 40 cmと言う個人向けのSLA方式の3Dプリンタとしては驚異のサイズのものを造形する事ができるのです。

また英語が苦手だったり、直接投資するには不安がある。輸送トラブルや届いた商品が破損していたり動かないんだけど、どうしたらいいのだろ?
と言う不安がある方は、下記URLのRAKUNEWさんがオススメです。
商品の破損やトラブルに関しても直接、RAKUNEWさんが販売元と交渉して頂けますので安心ですよ♪
RAKUNEWさんの商品紹介ページは下記になります

 


“造形サイズに驚くな!!13インチディスプレイを使ったLCD SLA方式3Dプリンタ「Phrozen Transform」” の続きを読む

失敗しても大丈夫!!普通の陶器用粘土を使うから再利用できるセラミック3Dプリンター「CERAMBOT」

今まで陶器を3Dプリンターを使って造形しようとした場合、粉末状のセラミック粉を光硬化樹脂に混ぜ造形した後に焼結炉で焼結して完成させると言うのが一般的な方法でした。
この方法は光造形なのでとても精密なものが作れるのですが、造形スピードはフィラメントを溶かしながら造形するFDM方式には遠く及ばず、費用的にもかなり高価で、あぁあんなセラミック3Dプリンターで花瓶や食器が作れたどんなに素敵なのに…..と思われていた方にはとても高いハードルでした。

ところが今回紹介するセラミック3Dプリンター「CERAMBOT」は、FDM方式で使われているデルタ型の3Dプリント装置のヘッド部分を粘土を射出できるアダプターに変えただけの3Dプリンターなので3Dプリンターそのものも安くしかも市販の陶芸用の土が使えると言うのがメリットです。


“失敗しても大丈夫!!普通の陶器用粘土を使うから再利用できるセラミック3Dプリンター「CERAMBOT」” の続きを読む

造形精度以上に、エコな設計につい魅了されるDLP-SLA方式3Dプリンター「Dazz 3D」

SLA方式(光造形方式)の3Dプリンターを使うものにとって一番のネックはランニングコストです。
FDM方式(熱溶解積層方式)はフィラメントと呼ばれるプラスチックの糸と言うかワイヤーと言うかロープの様なものを溶かしながら造形して行きますので、無駄がありません(サポート材として使ったものは最後に廃棄しますが)。
一方SLA方式はレジンと呼ばれる紫外線や特殊な波長で固まるプラスチックの液体に光を当てて造形して行きますので、レジンバットと呼ばれるプールの様な容器にレジンをタップリと注ぎ込み、その注ぎ込んだレジンに光を当てながら硬化させて行くのですが、漏れた光で周囲のレジンが固まりそのカスがレジンバットの中に溜まりますので、精密な造形を行おうと思えば、その都度レジンバッドに残ったレジンを濾過し、そしてウエス等でレジンバットを拭き上げてから新しいレジンを入れ直さないといけません。

そしてその除去したカスやウエスで拭き取ったレジンが結構なロスになり、それもあってSLA方式はランニングコストを押し上げている一因ともなっています。

そこで今回はそのレジンを無駄にしないDLP-SLA方式3Dプリンター「Dazz 3D」をご紹介致します。


“造形精度以上に、エコな設計につい魅了されるDLP-SLA方式3Dプリンター「Dazz 3D」” の続きを読む

新レジンの追加により多彩な造形ができる様になり、そしてより高精細になったLCD SLA-3Dプリンター「SparkMaker FHD」

今回紹介するLCD SLA方式の3Dプリンター「SparkMaker FHD」は、価格が非常に安い事で有名になった”SparkMaker”の後継機種になります。
”SparkMaker”が安い理由は量産されている汎用部品を多用した事です。例えばSLAプリンタの心臓部とも言える紫外線を当てる光源部分にはスマートフォンの安価な液晶を使う事でトータルコストを抑えています。
ただその為に造形できる造形物は”SparkMaker”の場合は最大102×56×125mmで、XY解像度は100μm、積層ピッチは20μmで造形スピードは20〜25cc/hとSLAプリンタとしては入門機としては十分なスペックなのですが、より精密なフィギュアやギア等の樹脂部品を作るとなるとちょっと能力不足で、SDカードに保存されたファイルでした造形できない等、ちょっと不便な面もありました。

そこで「SparkMaker FHD」は2K解像度の液晶を使いXY解像度75μm、積層ピッチは20μm、造形サイズは少し大きくなり110×61.8×125 mmとなりました。


“新レジンの追加により多彩な造形ができる様になり、そしてより高精細になったLCD SLA-3Dプリンター「SparkMaker FHD」” の続きを読む

3Dプリンターがあれば、ボディーを自分の手に合わせて設計・造形可能なゲーミング・マウス「Astrum」

パソコンの入力デバイスとして当たり前の様に使っているマウスですが、みなさんはマウスに対しての違和感や不満はありませんか?
特に毎日何時間もマウスを使う方であれば、そのマウスの大きさや形状の少しの違いが手や腕に対する負担となって現れます。

例えば肘から手首には橈骨と尺骨と言う2本の骨が平行に並んでいるのですが、これは上を向いて寝た状態で掌が天井を向いている状態で平行になっており、マウスを手に持って操作する状態で言えばこの橈骨と尺骨は平行ではなくクロスしている状態になり、前腕だけを見れば180°捻れれた状態にあります。
ですので掌が机の天板に向いている時点で前腕にはかなりの負荷がかかっており、更にマウスに置いてクリックを行う人差し指や中指も真っ直ぐ伸ばされれば伸ばされるほど総指伸筋や短橈側手根伸筋に負荷がかかり、最悪は肘の周辺に痛みを感じたりします(一般的にはテニス肘と言ってスマホの操作のし過ぎでも同様の症状が起こったりもします)。

ですから手はちょうどテニスボールを持つ様な感じでマウスを持つ事ができれば手にかかる負担も最小限で済むのですが、1サイズのマウスでさすがに万人に優しいマウスを設計する事は不可能で、手にピッタリとフィットする方もおられればそうでない方も必ず出て来ます。

そこを自分でカスタマイズできる様にして手にかかる負担を最小限にするのが今回紹介する「Astrum」と言うマウスです。


“3Dプリンターがあれば、ボディーを自分の手に合わせて設計・造形可能なゲーミング・マウス「Astrum」” の続きを読む

驚異的なスピードであっと今に造形してしますDLP光造形3Dプリンター「UNIZ SLASH」

個人で購入できる3DプリンターとしてはFDM(熱溶解積層:Fused Deposition Modeling)方式の3Dプリンターが種類が最も多く、材料となるフィラメントと呼ばれる樹脂の種類も多いので、個人で最初に買うのならFDM方式の3Dプリンターが最適なのですが、造形するものが、機械式時計の歯車の様な極小の精密部品やディテールの細かいフィギュアとなるとFDM方式ではノズルと呼ばれる溶かした樹脂を射出する押し出し口の径(穴の大きさ)を小さくするのには限界がある事から細かな部品を製造するには向いていません。
ですからそう言う細かい部品やフィギュアを作るのであればSLA(光造形方式:Stereolithography Apparatus )となるのですが、これは液体の樹脂材料(紫外線で硬化する様な樹脂(レジンとも呼ばれ、最近ではアクセサリーを作るのによく利用されています))に紫外線レーザー等を当てて造形して行く方式で、レーザー光線の直径まで微細に造形できる事からフィギュア作りには最適なのですが、1本のレーザー光線を動かしながら樹脂を固めて行きますので、非常に造形に時間がかかってしまいます。
そこで登場したのがDLP(Digital Light Processing)です。これはプロジェクターがスクリーンに映像を投影する原理を利用して造形物をMRIやCTで撮影した映像の様にスライスした絵を順番に投影する事で面で造形し積み上げて行きますので、線を移動して造形するレーザー方式に比べてとても早くなりました。
そして近年はプロジェクターではなく、液晶ディスプレイにスライスした映像を表示させながら造形して行く方式の方がコンパクトかつ安価にプリンターを作れる事から最近ではこの液晶ディスプレイを使ったものが主流になっています。

そしてDLPになりこれ以上高速化される事はないと思っていた光造形プリンターに革命が起きたのです!!それが今回紹介する「SLASH」です。


“驚異的なスピードであっと今に造形してしますDLP光造形3Dプリンター「UNIZ SLASH」” の続きを読む

この価格でこの機能って何かあるんじゃない?と思うレベルの激安・高機能FDM方式3Dプリンター「Migo」

みなさんは3Dプリンターの主要生産国が中国だと言う事はご存じでしょうか?そしてまたドローンも同様に世界的に有名なDJI社も中国のメーカーです。
よく中国人の方でさえ中国製は品質が悪いからと敬遠したりしますが、それは一部の製品だけであって例えばiPhoneなども生産は中国で行っています。
その他にも中国で開発され生産されている最新のガジェットと言うのはたくさんあり、今や中国なくしては技術のイノベーションは考えられなくなっている程、中国の役割と言うのは大きいのです。
ただ3Dプリンターで言えばヘッドを動かす精度の高いスティッピングモーターやフィラメントの温度を計測する温度センサーなどパーツ、パーツによっては日本の部品が使われていたりもします。

そして今回紹介するFDM方式(Fused Deposition Modeling/熱溶解積層法)の3Dプリンター「Migo」も中国製なのですが、機能的にも値段的にも十分満足頂ける製品です。


“この価格でこの機能って何かあるんじゃない?と思うレベルの激安・高機能FDM方式3Dプリンター「Migo」” の続きを読む

リビングでも使える様に騒音や臭い対策にも気を配ったスマホからでも造形可能なFDM方式3Dプリンター「Cubibot」

 FDM方式(Fused Deposition Modeling/熱溶解積層法)の3Dプリンターを使用していて一番困ること、嫌なことってありますか?
店頭や展示会と言った広い場所でプリントしている状況を見てから購入しても、いざ自宅の書斎や作業部屋、そしてリビングで使うとなるとちょっと状況が違いますし、いざ使って見ると音や臭いの問題が出て来ます。
 音の問題はモーターやギア、ベルトと言った部品が出す音で、これはまだ実際の製品を見れば自宅で使用した時にどれくらいの騒音が発生するのか?と言った予測がつきますが、臭いだけはそう強烈な鼻を突く様な臭いが大量に発生するわけではなく、使用しているフィラメントの種類やそのフィラメントを作っているメーカーによっても違うので、店頭や展示会と言った広い場所では臭いが逃げて行ってしまいそんなに気になるものではありませんが、自宅の部屋となるとそうは行かずどうしても店頭や展示会場とは違い空間が限られますので部屋の換気を行っていなければ臭いも蓄積されて行きそれ相応の臭いが発生します。
 ところで何故フィラメントから臭いがするの?とFDM方式の3Dプリンターをまだ持っておられない方なら不思議に思われるかもしれませんが、FDM方式の3Dプリンターはフィラメントと呼ばれるプラスチックの棒を溶かしながらノイズからその溶かしたプラスチックを射出して造形して行きますので、プラスチックを溶かした時に独特の何とも言えないプラスチックを燃やした時の様な嫌な臭いが、あまりクローズアップされて取り上げられる事は少ないのですが、実はするのです。

 そしてその騒音と臭いと言うFDM方式の3Dプリンターが持つ負の面と真正面から向き合い、子供が使用しても大丈夫な3Dプリンターとして設計されたのがこの「Cubibot」です。


“リビングでも使える様に騒音や臭い対策にも気を配ったスマホからでも造形可能なFDM方式3Dプリンター「Cubibot」” の続きを読む

今使っているスマートフォンを光源として利用するナイスアイデアなLCD-SLA 方式3Dプリンター「T3D」

3Dプリンターの中にも色々な種類・方式があり、我々個人で買えるとなるとFDM(Fused Deposition Modeling/熱溶解積層法)方式かSLA(Stereolithography/光造形)方式のどちらかになります。FDM方式はフィラメントと呼ばれる樹脂の棒を溶かしながら造形して行く方式で、ホットボンドを溶かして何かを作るみたいなイメージになります。
そしてSLA方式は液体樹脂に紫外線やレーザーを当てる事で固まる樹脂(レジンと呼ばれる樹脂でアクセサリー作りに使ったりもよくされます)にレーザー光線や紫外線の光を動かしてFDM方式の様に造形するのが主流だったのですが、最近ではプロジェクターを使ったり液晶画面を使ったLCD-SLA方式と言う方式が主流になって来ています。
このLCD-SLA方式と言うのは以前はレーザーの光を動かして樹脂を固めていたのを、液晶画面を点灯させる事で(造形物をスライスしたデータに基づいて、そのスライスした断面図を液晶画面に表示して造形します)一気に面で樹脂を固めて造形して行けますので、レーザーを移動させて固める方式に比べてスピードが段違いに早く、しかも高精細の液晶モニターを使えば使うほど造形物の精度は上がる上に、その液晶はスマートフォン向けに作られた液晶を流用していますので、製造コストも安く上げる事ができると言うメリットがあります。

そんな中、スマートフォンやタブレット向けの液晶画面を使っているなら、今みなさんがお持ちのスマートフォンやタブレットをそのまま造形用ディスプレイとして流用しようじゃないか、と言うのがこの「T3D」と言うLCD-SLA方式の3Dプリンターです。

“今使っているスマートフォンを光源として利用するナイスアイデアなLCD-SLA 方式3Dプリンター「T3D」” の続きを読む