みなさんは壁に直接飾る事のできるプランターがあるのはご存じですか?
壁にプランターを配置する事で狭いワンルームマンションの様な場所でも場所を取らずに部屋の中に緑を入れる事ができます。
ただ問題は壁で、一般的に住宅の壁は一戸建てでもマンションやアパートでも、石膏ボードの上に壁紙が貼られていると言うのが一般的な施工方法なので、壁にプランターをぶら下げる場合、直接石膏ボード用のアンカーや、石膏ボード専用のピンを使って固定しなければならないので賃貸では退去する時の原状復帰を考えると少しハードルが高いと言えます。
また壁紙はご存じの様に水に濡れるとふやけて剥がれてきたりしますので、水をあげたり、葉が壁に当たらない様にだったり、何かと気を付けなければいけない事がありますので、そう言う事も考えて壁掛け用プランターを選ぶ必要があり、今回紹介するウォールプランター「The Noku Canvas」はそう言った部分で懸念事項を全てクリアしたプランターになります。
両面テープ貼りだから、賃貸でも安心
今回紹介するプランター「The Noku Canvas」はベースパーツを壁に取り付け、そのベースパーツに引っ掛ける様に設置しますので、プランター本体でもいつでも簡単に脱着する事ができます。
できから水やりもですが植え替えと言ったものも全てプランターを取り外した上で作業する事もでき、壁に取り付けた状態でしか出来ないと言う事はないので、壁を濡らす事を気にされる方であれば作業の度にプランターを外せば壁を一切汚さずに済みます。
またベースパーツは直接ボードアンカーやスクリューネジで壁に固定するか、そうか付属の両面テープで貼り付けるかなのですが両面テープを使う場合は壁紙がある程度厚みがあってプランターの重みで剥がれてこない事を確認した上で貼り付けないと、朝起きたらプランターが床の上に落ちているだけでなく、プランターのあった位置から下へ向かって壁紙がベリベリと剥がれていると言う事もあるので要注意です。
ただ厚みのしっかりとある壁紙であれば両面テープで貼り付ける事で壁に穴を空けずに済みますし、両面テープは跡を残さずに剥がれる3Mの両面テープを使っていますので賃貸に住んでおられる方でも壁に緑を飾って楽しむ事ができます。
土付きの植物を飾る事が可能なポットカバー
またこう言った壁掛けのプランターの場合、植物は上から入れるのか、横から差し込むのか、そうか斜め上から差し込む事になるのですが、この「The Noku Canvas」の様に横から差し込むタイプの場合、土があると土がポットやプランターからこぼれ落ちてしまいますので基本的には液体肥料などで育つ土のいらない植物か、固められポロポロと溢れ落ちない土の様なものを使っている必要があり、どちらも飾れる植物が限定的になるだけでなく後者の方は土に種がセットされた状態、既にある程度育った状態の植物をリストから選んで購入すると言った事になりますので好きな草花を飾ろうと思っても出来ません。
ですがこの「The Noku Canvas」では横向きになったポットの下半分を覆う口の開いたパックマンの様なアダプタが付属しており、それを被せる事で土がポロポロと落ちたりしませんので、ポットで買って来た好きな草花を飾る事ができます。
パッシブウィッキング水耕栽培システム
そしてこの「The Noku Canvas」ではプランターの下部がプールの様になっておりフルに水を入れておく事で約3週間分の水を貯めておく事ができます。
また水は壁に「The Noku Canvas」をかけた状態でポットの横の隙間から注ぐ事ができますし、水の残量は透明な窓から確認する事ができますので入れすぎて溢れさせて壁や床を濡らしてしまう様な事もありません。
ただポットは水に浸かった状態ではない為、根が張っていない植物の場合は水を吸い上げる事ができないのですが、そこもしっかりとこの「The Noku Canvas」で太い布製のロープの様なものをポットからプールの中に垂らす事で毛細管現象で水を吸い上げて土を湿らす様に考えられていますので、種から植えて育てると言った事も可能ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/shirinoku/the-noku-canvas-bring-your-walls-to-life
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