今回紹介するV-LOGはV(Video)-LOG(Blog(ブログ))を掛け合わせた造語で、普通のブログは文字による情報発信ですが、V-LOGは映像を使った情報発信で、YouTuberが視聴者目線で視聴者に受けの良い映像、動画を製作して投稿している方が多いのに対して、V-LOGを投稿するVloggerは自分のライフスタイルや日常を発信している方々を指します。
ただプラットフォームとしてはYouTubeやInstagram、TikTokと言ったメジャーなプラットフォームを使っていますので明確には区別できません。
またV-LOGカメラと言うのも、ミラーレスカメラやアクションカメラ、コンデジ、スマホ+ジンバルと、V-LOG専用カメラと言ったジャンルのカメラがある訳ではなく、ただ言うなれば自撮りをする際に綺麗に撮影できるカメラ、自撮りに便利なカメラと言った様なカメラがV-LOG用カメラとして宣伝されており、今回紹介する「AMKOV」も自撮りを美しくすると言ったコンセプトのカメラになります。
カメラ性能
今回紹介するカメラ「AMKOV」はSONYのCMOS”IMX386”を採用した画素数4800万画素の最大4k@60fpsないし1080P@120fpsでの動画の撮影が可能ですので、高速で動くレーシングカーの様なものや、ミルククラウンが撮影できるかは不透明ながら言うなればそう言ったものも撮影が可能で標準レンズは画角80°と接写すればちょうど自分が画角いっぱいに写り、バックの不要なものは写らないと言った自撮りには最適なレンズが標準付属していますし、オプションで画角100°のマクロレンズなどもラインナップされています。
また、カメラの他に専用の三脚としても使えるシューティンググリップと指向性マイクが付属しているバリエーションもあり、指向性マイクは周囲のノイズは拾わず自撮りの場合は自分の声だけを拾うのでピンマイクを使わなくて良いだけでなく、狙った音声だけを拾って録音する事ができるので非常に便利です。
またシューティンググリップにはカメラ操作用の取り外し可能なリモコンが付属しており、離れた場所からリモコンでカメラの操作が出来たりもしますので、パンやチルトができる様なジンバル的な機能は持っていませんが一人でライブ放送をしたりする際にも便利です。
webカメラとして認識
そしてまた、PCとカメラをUSB-Cケーブルで接続する事で「AMKOV」をwebカメラとして認識しますので、PCを使ったライブ放送に使えるだけでなくzoom等のビデオチャットでも画質の良くないノートPCのカメラではなく「AMKOV」の4k映像を利用してビデオチャットも可能ですし、標準レンズは画角が80°しかありませんので、バーチャル背景を使わずともバックにある余分なものが写り込まないため、あまり場所を選ばずチャットが出来ます。
その他の便利な機能
そしてまた「AMKOV」には、普通はカメラと言えばフラッシュが内蔵されていますが、この「AMKOV」にはビデオライトが内蔵されており、暗い場所などでの撮影などで光量が足りない時にわざわざライトを用意してなくても大丈夫です。
更に3インチのディスプレイは180°の可動域があり、自撮りする際にはレンズが向いている方向に向ける事で、スマホやミラーレスカメラ、コンデジでは出来ない液晶ディスプレイを見ながら画角の調整などが一人で出来るので便利です。
そしてカメラ本体には800mAhのバッテリーしか搭載されておらず最大で50分の連続撮影しか出来ませんが、シューティンググリップには2,500mAhのバッテリーが内蔵されており、カメラ内蔵のバッテリーと合わせて最大5時間もの撮影が出来ますので、シーティンググリップはやはり撮影には欠かせませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/385604621/amkov-the-most-affordable-v-log-camera
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