最近ではホビー向けのレーザー彫刻機などの価格は下がりアクリルキーホルダーなども手軽に自作する事ができますし、ロゴやキャラクターなどをレーザー彫刻したノベルティーなども簡単に自作する事が出来る様になっています。
しかもレーザー彫刻を施すハイパワーなレーザーモジュールも安価になって来ており、アクリルやフェルトやコルク、革などの他に金属も素材として使える様になっており、ほぼ何でも作ろうと思ったものは何でもDIYで自作出来る様になっています。
一方で家具などにレーザー彫刻したいと思っても、ホビー向けのレーザー彫刻機ですと大きさに限界がありますし、業務用となると一桁価格が違うため、なかなか個人で手の出る様なものでもありません。
ですが今回紹介するCNC加工も可能なレーザー彫刻機「Spider S1」でホビー向けの価格ながら欄間などの制作も行えます。
ワーキングアリア1250x2440mm
今回紹介するCNC加工も可能なレーザー彫刻機「Spider S1」は、ホビー機でありながらワーキングエリアが1250x2440mmと非常に広くなっているのが特徴になっています。
これだけ作業エリアが広いとコンパネにレーザー彫刻を行った上で切り出し、ボックスを自作すると言った事も出来ますし、レーザー彫刻機ですから寸法も間違わずラインも真っ直ぐにカットしてくれますので、ノコギリを使うのが苦手でカットすると必ず曲がってしまったりして失敗すると言う事もありません。
そしてまたこの「Spider S1」にはシャッターがついており、シャッターを閉めないと動作しない様になっている事から安全になっていますし、煙や粉塵などもオプションで用意されている排気ファンを接続する事で室内はクリーンに保つ事が出来る様になっています。
レーザー彫刻
次にこの「Spider S1」には20W、40W、60Wの3種類のレーザーモジュールが用意されており、60Wのレーザーモジュールは40W、20Wに出力を下げる事もでき、出力を下げる事でレーザーのスポットサイズが小さくなりより微小なレーザー彫刻が行えるほか、レーザー出力を抑える事でモジュールの寿命を延ばす事ができます。
そして20Wのレーザーモジュールでも厚さ12mmの合板をカットする事が出来ますが、40Wだと15mm厚、60Wだと20mm厚の合板をカットする事ができ、自分で設計した家具のプレカットをこのレーザー彫刻機で行い、組み立てると言った事もできます。
更に60Wレーザーモジュールはアルミだけでなくステンレスの薄板などもカットする事ができ、金属彫刻だけでなく金属可能なども自由自在に行えます。
CNC加工
そしてヘッドをレーザーモジュールからオプションで用意されているArtist Moduleと呼んでいるCNCモジュールへと交換する事でXY解像度0.05mmと言う非常に精密なCNC加工を行う事が出来ますので、木材をカットして切り出すと言う作業の他に板に丸く穴を開けると言った作業もCNCモジュールを使う事で簡単に行えますので木工工作の幅も広がります。
更にワーキングアエリアが広い事で、データを作るのは大変ですが、欄間などもデータを作るのは大変ですが、データさえあればこの「Spider S1」であれば簡単に加工する事もできますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。