通称ゲーミングキーボードとも呼ばれているメカニカルキーボードは、今やパーツを自由に選択し、完全オリジナルなキーボードを自作する事が出来る事態になっております。
そのため、キーなどもCherryMXだけでなくKailhやGateronなど多くのメーカーから機械式、光接点式、磁気スイッチと様々なタイプ、特性のキーがリリースされており、初心者には選ぶ事ができないほど選択肢は非常にたくさんあります。
そしてキーの中でも最近注目なのが磁気スイッチで、磁気スイッチはON/OFF以外にスイッチを押している状態を検出する事が出来るため、1つのキーに対して最大で4つの機能を割り当てる事ができ、今回紹介するメカニカルキーボード「X65 HE & X65PRO HE」もキーポジションによって様々な機能を割り当てる事が出来ます。
4つの機能を割り当てられる磁気スイッチ
今回紹介するメカニカルキーボード「X65 HE & X65PRO HE」に採用された磁気スイッチは、キーの中に磁界の強さを計測する為のセンサーと、磁石が内蔵されており、キーを押した際の磁界の変化を読み取ってキーが押されているのか、押されていないのかと言った事を識別する事が出来ます。
ですので機械式スイッチもそうなのですが光スイッチも接点と呼ばれるどれくらいキーを押し込めばスイッチがONになるポイントと言うのはキーによって決まっており変える事が出来ませんが、磁気スイッチは磁界の変化を読み取っていますので、接点(Active)を0.5mmに設定できれば1mmにも2mmにも設定する事ができ、このキーボードでは0.01mm単位で調整が可能です。
そのため、キーを打つ力が弱くキーを打っても反応しない事が多々あると言う方は接点距離を短くすれば確実に反応しますし、OFFになる位置をActive位置よりも少し上に設定すれば連打の反応も良くなります。
そして磁気スイッチでは、このActiveな位置の他に指をキーから離してキーが戻るポイント、戻ってActive位置を通過するポイント、OFFになるResetポイントの4つのポイントそれぞれに別々の機能を割り当てる事が出来ます。
そしてまたこのキーボードにはラストキーストロークと言う機能を備えており、この機能はキーを押したままの状態で他のキーを押した際に普通なら2つのキーを押していると判断されますが、このラストキーストロークでは2つキーを押していても最後に押さえたキーの情報だけをPC側に伝える機能で、これならキーを離さずにキーを連打する事が出来ますので、ゲームをプレイされる方にとってはより早く連打できる事になり便利です。
2タイプのキーボード
次に今回紹介するメカニカルキーボード「X65 HE & X65PRO HE」には”X65 HE”と”X65PRO HE”の2タイプのキーボードがラインナップされており、両者の違いは”X65 HE”がUSB-C接続による有線接続しかないのに対して”X65PRO HE”では有線接続の他にBluetooth、2.4GHzの無線通信も用意されておりバッテリーも3000mAh搭載されています。
そしてまたどちらもポーリングレートは8000Hzで、”X65PRO HE”にはボリュームなどの調整に割り当てる事ができるダイヤルノブが搭載されていますし、どちらもキーボードの高さは3段階に調整できる様になっています。
waveカラーリング
そして多くのキーボードが単色なのに対してこのキーボードでは白ベースの一部ブラックキー、ブラックベースの一部ホワイトキーの”X65 HE”の他にブラックベースにレッドとゴールド!?(イエロー)の波模様が特徴的な”X65 PRO HE”がラインナップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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