小生も愛用している”Microblade Pill”は長さ3cmのカプセル錠そっくりなナイフで、キーホルダーに引っかけて持ち歩ける様にリング状のカラビナもついており、小生も常に持ち歩いており、自宅やオフィス、出先などでも何か開封したい時にカッター代わりに使用しています。
ただ使っていていつも思う事は、刃はついていませんので手を切ったりすると言う事はないものの、刃がついていない事で強く押しつけながら引きませんと切れず、もう少し切れ味が鋭くても良いのになと思う事が多々あります。
おそらくそう言う要望が多かったのでしょう、今回紹介する「Microblade Pill XL」は数倍切れ味が良くなっています。
両サイドにつけられた2種類の角度の違う刃
今回紹介する「Microblade Pill XL」と”Microblade Pill”と比較した場合、大きく変わっているのが刃の部分です。
”Microblade Pill”は片刃だったのに対して「Microblade Pill XL」は両刃と言うか、45°と70°2種類の刃角度の違う刃がつけられており、一般的なナイフや包丁の刃角度は15°程度ですからそれよりも鈍角な「Microblade Pill XL」においては直接刃の部分を指で触ったとしても切ってしまうと言う事はまずありませんので、この「Microblade Pill XL」も指や手をケガすると言った心配をせずに使えます。
刃の角度は鈍角で手をスパッっと切ったりする様な事はありませんが、先端は尖っていますので強く押しつけて引けば紙だけでなくビニール、プラスチックパッケージ等もカットして開封する事ができます。
10mm長くなり、PPバンドも楽にカットできる様に
次に「Microblade Pill XL」で大きく変化したのは長さです。
”Microblade Pill”の長さは30mmなのに対して「Microblade Pill XL」は40mmと10mm長くなっています。
これによって大きく変わったのが力を入れやすくなった事です。
やはり長さ30mmですと指先で摘まんだ状態で使うしかなく、力を入れて押さえつけると握力が弱い方は指が滑ってうまく力が伝わらなかったのですが、10mm長くなった事で指との接触面積が増えた事でより力を入れる事が出来る様になり、刃先の角度の変更もありますが、PPバンドの様な硬いものでも何度か押し当てて引いているとカットできる様になりました。
グレード5チタンに440Cステンレスが追加
そして従来はグレード5のチタン合金製しか素材として使われていなかったのですが、今回440Cステンレス合金が追加され、みなさんの好みで素材は選ぶ事ができる様になっています。
またキャップも前回はチタン、ステンレス、ブロンズ、銅からの選択で素材色すのままだったのですが、今回は塗装バージョンが加わるなどちょっとバリエーションも変わっていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/microcarry/microblade-pill-xl
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