バイス(万力)は、素材を挟んで固定して加工すると言った際に、手に持って加工するのと違い安定して素材を保持する事が出来るため、力を入れなければならない様な加工であったり、逆に力をあまり入れては素材そのものが壊れてしまう様な加工であったりと言った時に非常に役立つ道具です。
ただ細かな加工は素材のポジションと自分のポジションとかピッタリと合わないと正確には行えず、従来のボールジョイントが使われているバイスですと、自由に動かす事は出来ますが、力を入れた加工になるとジョインドが動いてしまったりする事があり失敗する事もたまにあります。
そこで今回は、自由に動かせてしっかりと固定できるフレキシブル・バイス「AxiGlide」をご紹介致します。
Z軸回転

一般的な雲台についたバイスはボールジョイントを使用しているのが一般的ですが、ボールジョイントは3次元的に動かす事ができる一方でボールジョイントのロックを外すと完全にフリーになってしまうため、片手でバイスを持ちつつ、もう1つの手でボールジョイントのロックを外してバイスを動かさなくてはならないため、バイスを動かす際には作業の手を止めなくてはいけません。
一方で今回紹介する「AxiGlide」は可動可能な軸は2つあり、回転するZ軸のロックは解除するとフリーに回転する様になっているため、方向を変えてながら加工を行うと言った場合に片手でバイスを回転させ方向を変えながらもう片方の手に持った工具で加工が行えるため、非常にスムーズに作業を行う事が出来ます。

そしてもう1軸の方は斜めに傾斜する様になっており、左右90°まで素材を倒して加工を行えるだけでなく、側面のロックレーバーを軽く倒したり上げたりする事でガッチリと固定する事が出来るため、素材を倒して加工すると言った場合にも便利ですし、角度の目盛が刻んでありますので、正確に何度倒して加工を行うと言った事も出来ることから、非常に加工のし易いバイスとなっています。
ピンヘッド

次にバイスの場合、金属製のアゴと呼ばれるパーツで素材を挟み込むのですが、アゴで挟み込む素材の面が平らで平行であれば問題ないのですが、凹凸があると面ではなく点でしか挟む事が出来ませんので、しっかりと素材を挟み込むと素材が変形したり場合によっては破損してしまったりと言うリスクがあります。
そこでこの「AxiGlide」のアゴには上面にピンを指す事ができる穴が等間隔に開けられており、10mm、15mm、20mmと言う長さの違うピンを等間隔に開けられた穴に差し込み素材をピンで挟む込む事が出来ます。

そのため、グラスやボトルと言った円筒形で割れやすい素材などもピンを使えばしっかりと固定する事が出来ますし、指輪の様なものは内側から広げる感じでテンションをかける事でしっかりと固定する事が出来ますので、様々な形の素材を固定し加工が行えます。
フラクタルバイス

そしてこのバイスにはオプションでフラクラルバイスもラインナップされています。
フラクタルバイスと言うのはピンバイスでも挟むのがちょっと難しい形状のものを挟む際に素材を壊さずにしっかりと押さえながら挟み込む事が出来るバイスで、アゴ部分に大きな半円形のパーツが埋め込まれ、更にその半円形のパーツに同じ大きの半円形のパーツが埋め込まれ、素材を挟み込むとこの半円形のパーツが素材に合わせて角度を変えて垂直に当たる様にないるため、複雑な形状の素材であっても素材を傷つけたりする事が出来る非常に優秀はバイスで、ピンバイスとこのフラクタルバイスがあれば、どんなものでも挟み込む事ができ、安心安全に素材の加工が行えますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。













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