その昔3Dスキャナを使って素材をスキャンする場合、スキャナを固定した状態で素材を回転させて3Dスキャンすると言うのが一般的でしたが、今ではセンサーやマーカーなどを利用する事で空間の中でのスキャナの位置などを正確に把握する事が可能となっており、今では3Dスキャンしたい素材を固定した状態で、その回りをスキャナを持って動き回るだけでスキャン出来る様なハンディースキャナが増えており、車の様な大きなものでも正確にスキャンする事が出来る様になっています。
ただスキャンする素材の周囲にスキャンする素材以外のものがあると、それも同時にスキャンしてしまうため、スキャン作業が終わってから不要なデータを取り除くと言う作業が必要になるため、サイズの大きな素材をスキャンすると言った場合には大きな空間が必要だったのですが、今回紹介するハンディー3Dスキャナ「Revopoint POP 4」は自動的に不要なものを排除する機能を持っており、目的の素材だけを簡単に3Dスキャンする事が可能です。
0.03mmの精度で高速スキャン

最近のハンディースキャナは年々高精度しつつスキャンスピードも高速になっていますが、今回紹介する「Revopoint POP 4」はマーカーシールを3Dスキャンする素材に貼り付けなければならないものの、マーカーを貼り付ける事で何と0.03mmの精度で3Dスキャンする事が出来るだけでなく、30Lineのクロスレーザーを使い105fpsと言うスピードで1秒あたり2万ポイントをスキャンする精度を持っており、例えば車1台をスキャンするのに必要な時間はボディーの表面についた細かな傷までもスキャンするのであれば結構な時間がかかりますが、実寸でスキャンするのであれば10〜20分もあればスキャン出来てしまいます。

更にスキャンには時間がかかりますが、細かな凹凸までも正確にスキャンする事が出来ますので、細かな彫刻を施した美術作品などをスキャンするのにも向いています。

そしてまた3Dスキャナは素材に照明が当たっていると正確にスキャンする事は出来ませんので、基本的には真っ暗な場所、真っ暗に近い状況を作って3Dスキャンを行うのですが、この「Revopoint POP 4」ではVCSEL モードを使う事で晴天下の屋外でも3Dスキャンを行う事が可能です。
ゼロノイズキャプチャとハンドヘルドフリーダム

次にこの3Dスキャナに搭載された機能の中でも魅力的なのがゼロノイズキャプチャとハンドヘルドフリーダムと言う機能です。
通常3Dスキャナはレーザー素材に当たってはね返って来たレーザーを検出する事で物体を3Dスキャンするのですが、それがスキャンしたい被写体であるのか、そうではないのかなんて事は分かりませんので、3Dスキャンを行う際には周囲を片付けて不要なものを排除した状態でないと余分なものを一緒に3Dスキャンしてしまいますので、後から不要なスキャンデータを削除すると言う作業が必要になって来ます。
ですがこの3Dスキャナに搭載されたゼロノイズキャプチャは3Dスキャナしたい素材なのかどうなのかを識別し、3Dスキャンしたい素材だけをスキャンしますので、そう言った処理は不要です。
そしてもう1つのハンドヘルドフリーダムは3Dスキャンする素材を手に持って動かしながらスキャンする事が出来るモードで、素材を手に持ち回転させたり向きを変えたりしつつ3Dスキャンを行ったとしても素材を動かす手は一緒にスキャンされる事はなく、このモードはターンテーブルなどを使わずにフィギュアなどを3Dスキャンを行う事が出来ますので便利です。
3DGSキャプチャー

そしてこの3Dスキャナは3DGSにも対応しており、通常3Dスキャナは素材をポリゴンデータとして取り込みますが、3DGSに対応する事でスキャンしたデータに色を持たせる事が出来るだけでなく、その素材の持つ質感なども再現でき、この3Dスキャナで取り込んだ素材のデータはバーチャル空間の中に配置する為の素材としても利用する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/revopoint3d/revopoint-pop-4-3d-scanner











この記事へのコメントはありません。