プリント基板を試作するのにあなたは苦労していませんか?そう言う私も、基板の製作には費用も手間もかかりかなり時間がかかり、基板に泣かされている1人です。
片面1層でDIP品を使う程度の基板なら、自前で露光&エッチング&ホール空けと時間は手間と時間はかかりますが、できない事はありません。これが両面基板になると、両面の位置をキッチリ取って露光しないと、ドリルで穴を空けた時に位置がズレていて泣きます(T_T)。さらにそこからスルピンキットを使ってスルーホールの処理をしなければなりませんし、自前でのエッチングだと0.65mmピッチのSMD部品等は、よほどエッチングの精度が良くないと、銅箔が溶けすぎて、見えない傷があってパターン切れてたり(T_T)
それをプリントに出すと、イスライエルの某社等に出しても、最低でも1万円程度はかかりますので、試作に失敗したら時間も費用もかかります。かと言ってCNCを使って切り出すと言う方法もありますが、それも、0.65mmピッチの基板をCNCで切り出すのはちょっと無理があり...........
ですが!!この「Voltera」ならそんな問題を全てクリアー!!してくれるのです。何故から、パターンを基板の上に導電性インクで描いてくれるのです!!どうです?素晴らしいでしょ!!
まずは基本的なスペックを紹介すると
プリント可能基板サイズ:138mm×102mm
対応ソフト:EAGLE、Altium、Upverter、KiCad
対応ソフトで日本でもよく使われているのはEAGLEでしょうか?私もEAGLE派ですが…..
基板サイズもちょっとしたArduinoシールドサイズのボードなら描けると言ったサイズになっております。
ではどうやってプリントパターンを描くのか?
導電性インクの入ったカートリッジを取り付けて、印刷ボタンを押せば自動で印刷してくれます。
では2層基板は?
スルーホールを空けるドリルは持っていないので、何と絶縁インクをパターンの交差部分に塗って絶縁しているのです!!この発想は素晴らしい!!これならスルーホールいらず!!
どうしてもDIP品を使う場合は手動でホール空け作業が必要です
なおかつ、ペーストハンダ用のカートリッジもあって、ペーストハンダも載せてくれるので、後は部品をマウントしてリフローするだけで試作回路が出来上がります!!
どうです!!今までの苦労がボタン1つで形となって出て来るのですから!!手間を考えたら$1499は安いもの!!
興味のある方は下記URLへPledgedしに行って下さい
https://www.kickstarter.com/projects/voltera/voltera-your-circuit-board-prototyping-machine
ちなみに導電性インクやペーストハンダのカートリッジ、ベースとなる基板等はオンライン販売されます
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