サイクルコンピュータと言って自転車にも自動車のメーターの様な表示装置があり、自転車を本格的に始めると欲しいガジェットの1つです。
そのサイクルコンピュータの中でもベーシック的なものは、走行速度や走行距離を表示するだけですが、ちょっと高価なものは気温や湿度、勾配(何度、道路が傾斜しているのか?上りなのか、下りなのか?)なども表示でき、Bluetooth通信モジュールやANT+と言う通信モジュールを搭載する事でケイデンス(ペダルを漕ぐスピード)や、パワーの他、心拍センサーを自分に取り付ける事で心拍と言ったものも表示可能です。
更に高級機種はGPS受信機を内蔵し、どこを走ったかと言うトラッキングデータを記録して、後からパソコン等でその走行データを地図上にプロットする事で走った場所を振り返ったりする事も可能です。
と言う様にサイクルコンピュータにも様々なものがあるのですが、今回紹介する「Di-Pro」はほぼ考えられるデータ全てを表示できるサイクルコンピュータです。
28種類のデータを表示
では表示可能なデータが多い事で何か良い事があるのでしょうか?
良い事と言うよりは表示できる選択肢が増える事で、自分好みの表示パネルを作り上げる事ができると言うメリットの方が多いでしょう。
例えば、スピードや走行距離、走行時間あたりはみなさん表示させますが、ケイデンスセンサーを取り付けてケイデンスは表示させるけれどもパワーは不要と言う方もおられますし、心拍もデータとしては記録しておくけれども表示はさせず、それよりも勾配や高度を表示させたい、または気温や湿度を知りたいと言う方もおられると思います。
そう言う要望をこの「Di-Pro」は自由にカスタマイズして表示させる事ができます。
最大96時間のナビゲーション
サイクルコンピュータの中にはスマートフォンと連携してナビゲーションを行ってくれるサイクルコンピュータもあります。
そしてこの「Di-Pro」も専用アプリケーションを使い、あと何mでどちらに曲がるのかを指示してくれるのですが、他のナビ機能付きのサイコンと比べて最大96時間のナビを行ってくれるのです。
つまり1日4時間程度、通勤や通学で自転車を使うとして週に5日乗るとして20時間、それにプラスして週末にサイクリングに出かけたとしても週に1度充電するだけでこの「Di-Pro」は済み、他社のサイコンに比べて圧倒的に連続稼働時間は長くとても使い易くなっています。
スピードの出し過ぎに注意
そしてこの「Di-Pro」には最大輝度250ルーメンのLEDライトが内蔵されています。
更にそれだけではなく、この「Di-Pro」には”Smart Warning Light”と言うLED照明が内蔵されており、何と走行スピードに合わせてLEDの色が変わり、時速45km/hを超えたらフラッシュして警告する様になっています。
これは周囲が暗ければ視界も悪くなり、スピードを出し過ぎていると咄嗟に止まる事ができず大怪我に繋がりかねないからで、それを警告する為でもあります。
またこの他にもスマートフォンとBluetoothで接続しておく事でメッセージや着信の表示等も行う機能がありますので、余分にハンドル回りにライトやスマートフォンを設置しなくても良くハンドル回りをスッキリとさせる事ができますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。