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ロケット鉛筆の様にビットを押し出しながら入れ替える事ができ、ビットを柄の中に入れて持ち歩けるビット式ドライバー「Tool Pen」

ビットと呼ばれる先端ツールを交換する事でプラスドライバーにもなればマイナスドライバーにもなり、ヘックス(六角)ドライバーにもなるビット(交換式)ドライバーの利点は何と言ってもコンパクトさです。
例えばドライバー5本とビット5個+ホルダーとを比較した場合、ビット式の方が体積も小さく重さも軽い事から持ち歩くにはもちろん便利ですし、例えば仕事でドライバーを使用する機会が多いのでればビット式の方がたくさんの種類のビットを持ち歩く事ができますので、これでは合わないとドライバーを見つけに行ったり、取りに戻ったりと言う様な余分な作業をしなくても済みます。

そこで今回は、ビットを柄の中に収納する事ができるビット式ドライバー「Tool Pen」をご紹介します。


ロケット鉛筆の様にビットを押込み押し出し


ロケット鉛筆ってみなさんはご存じでしょうか?
ロケット鉛筆と言うのは鉛筆の芯の先の部分だけを切り取り、それがボールペンの芯の代わりにいくつも重ねて入っている鉛筆で、ロケット鉛筆を使っていて芯が太くなって来たり、鉛筆の芯がなくなったりするとその芯を抜きロケット鉛筆の頭の空洞の中に今抜いた芯を差し込むと、トコロテンの様に新しい芯がロケット鉛筆の先から飛び出て来て、再び使える様になると言う、言うなればシャープペンシルの鉛筆バージョンとでも言えば良いのかそう言った鉛筆になります。

そして今回紹介する「Tool Pen」は柄の中に5個のビットを収納する事ができ、先端のビットを抜いて柄の頭から差し込むと先端にあるビットが押し出されて来て違うビットを使う事ができるのですが、ロケット鉛筆方式にする事で柄を細くする事ができ、握りやすく回しやすいと言うのがこの「Tool Pen」の利点です。

この柄が太いと逆に手で握って回さなければならずスピーディーに回す事が出来ませんが、細いと指先で摘まみ指の間で転がす様に回す事ができるので、ネジなどもスピーディーに回す事ができ、たくさんのネジなどを締めたり外したりしなければならない場合、作業時間の大幅な短縮が可能です。

更に専用のビットの側面にはビットの種類がマーキングされており、「Tool Pen」の中にビットが入っている状態では柄の側面に開けられた楕円形の窓からビットにマーキングされたビットの種類が確認できる様になっており、「Tool Pen」の中に必要なビットが入っているのか確認できるだけでなく、必要なビットが次に先頭に来るのか一目瞭然に分かる様になっていますし、キャップにはマグネット式のキャップが付属しています。

そして専用ビットですが、Premiumバージョンの”Metric Edition”にはSL3、SL4、SL4.5、PH1、PH2、H2、H2.5、H3、H4、T10、T15、T20、T25、S1、S2、S3の合計16種類のビットが、”Imperial Edition”には六角ビットがH5/64、H3/32、H1/8、H5/32に変更されています。
そしてもう1つのDeluxeバージョンの”Metric Edition”、”Imperial Edition”にはPremiumバージョンの含まれているビットにプラスして、PZ1,PZ2、Y0、Y1、TA23、TA27、TA30と言ったスマートフォンの分解などに必要な7種類のビットが追加され合計で23種類のビットが付属しており、ホルダーの種類は以前の”Tool Pen”よりも増えています。


Tool Pen mini


次に”Tool Pen”には”Tool Pen mini”と言う”Tool Pen”よりコンパクトな直径12.8mm、キャップの長さまで入れると長さ133.5mmの小型のビット式ドライバーがラインアップされています。
そしてこちらの”Tool Pen mini”は、柄の大きさもそうですが、ビットも小さくなっており、


付属しているビットは”Premium”バージョンではSL1.5、SL2、SL3、PH00、PH0、PH1、H0.9、H1.3、H1.5、H2、T5、T6、T7、TR8、TR9、TR10、S1、P2、P5、P6と言った精密ドライバー系のビットが合計で21種類付属しており、スマートフォンの分解やノートPCの分解と言った用途に向いたビットのラインアップになっておりSIMピンも付属しています。
そしてもう1つの”Deluxe”バージョンでは、”Premium”バージョンにプラスしてPH000、Y000、Y00、TA18、TA20と言った5種類のビットがプラスしており、自分でスマートフォンを分解して修理されるのであれば”Deluxe”バージョンがオススメです。


六角レンチまでもが!!ロケット鉛筆式に


そしてもう1つ改めて紹介したいのが既に市販されていて、今回オプションで追加できる様になっている六角レンチ”WRENCHit”です。
この”WRENCHit”も”Tool Pen”の様にレンチの先端が柄の中に収納されており同じ様に先端から抜いて後ろから入れる事で使用できるレンチの種類を変える事ができますので、たくさんの種類のレンチを持ち歩かなくて済みます。
ただ六角レンチのサイズは6〜13までの8サイズ、それにプラスして6サイズのレンチには3.2、3.4、3.5サイズのアレンレンチ機能が、Wing Nut Wrenchには自転車の4.3、4.4サイズのスポークのナットを回してタイヤの歪みを調整できる機能がついており、この”WRENCHit”もかなり魅力的ですので詳細につきましては、下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/2054052511/tool-pen-is-back-classic-with-refined-elegance

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