昨年は頻繁に遭遇したゲリラ豪雨も今年は比較的今のところ日本全国どの地域でもなりを潜めていますが、普通の夕立程度ならポツポツから始まり段々と雨脚が強まって行きますからまだ猶予時間があり対処のしようもありますが、ゲリラ豪雨の場合、降りだしからトップスピードで大粒の雨粒が振って来ますからどうしようか考えている間にズブ濡れになってしまいます。
そう言う時に一番困るのが着ているモノが濡れる事よりも持っている荷物が濡れる事の方が事は重大です。特に今はノートPCやタブレット、スマートフォンとデジタルガジェットを詰め込んだカバンを持ち歩く人も少なくはありませんから、そう言う人にとって中のデジタルガジェットが濡れるなんて想像したくもない事です。
と言うのもPCにしてもタブレットにしてもスマートフォンにしても常に通電していますから(ノートPCも電源は落としていても電源回路にはバッテリーから電源は常に供給されています)、通電状態で中の基板回路が濡れてしまうと言う事は最悪故障を意味します。そして最近のスリムなPCやタブレットやスマートフォンは修理代が高いのに加え、重要なバックアップを取っていないデータが飛んでしまう可能性だってありますから絶対に濡れるのだけは避けたいですよね。
とはいえ、常に折りたたみ傘を携帯しているのは荷物が増えて重くなりますし、かと言ってレインコートを入れておくのも嵩張ってしまいます。それならバックパックそのものを防水にしてしまおうじゃないかと言う事で防水にしてしまったのがこの「Slim Pack」です。
さてこの「Slim Pack」は防水だけではなく使い勝手の面でもかなり考えられて作られています。
その使い勝手ですが、一番の特徴がその開口性です。通常のバックパックは筒状になっていてその断面積分程度しか開口部はありません。ですからたくさんのモノがバックパックの中に入っていますと、底に沈んでいる小物類を探すのにバックパックの口から覗いて見えなければ手探りで探し当てるか、一度中のものを取りだしてバックパックの中のモノを減らして探すしかありませんが、この「Slim Pack」はジッパーが布製のキャリーケースの様に3面全部に通っており広く大きく口を大きく開ける事ができますからバックパックの底までしっかりと覗く事ができ、底に沈んだ小物も簡単に見つけ出す事ができます。
しかも「Slim Pack」には15インチクラスのノートPCとその付属品が余裕で入るだけの容量とそれに加えてサブポケットには12インチクラスのタブレットまで入れる事ができる大容量さです。ですがこれだけ入れても半分以上のスペースは開いていますからこれに加えて一眼レフやバッテリーパック、その他もろもろのアクセサリーを入れてもまだまだ余裕タップリですから日常の通勤だけではなく、1,2泊程度の夏の短期の旅行ならこのバックパック1つで十分まかなう事ができます。
そして防水性ですが、この「Slim Pack」に使われている生地と言うのは実はライダースーツにも使われている生地で、耐水性だけではなく通気性も良く、更には走行中に転倒した時にライダーを守る為の耐摩耗性をも備えた生地を使っているのです。ですからホースでジャバジャバを水をかけても、高圧洗浄機で水をかけたとしても全く水を通す事はありませんし、スーツが作れるくらいですから生地そのものも軽くこれだけ大容量なのにも関わらず重量はわずか1.5ポンド(約680g)と超軽量です。ですから誤って川や池にバックパックを落としたとしてもご安心下さい、何十キロも重量がない限りは浮遊してすぐには沈みません。
そしてこの時期はどうしてもバックパックの中でタブレットやスマートフォンを充電するのにモバイルバッテリーを入れておくと熱くなってバッテリーの性能の劣化(リチウムイオン電池は周囲温度45℃以上になると充電性能が劣化して行きます)が気になりますが、この「Slim Pack」は水は通しませんが空気は通してくれますから安心してバッテリーパックを入れたまま使用する事もできますよ。
なお詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/667392092/slim-pack-minimal-modular-modern-backpack
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