E-Ink、電子ペーパーと呼ばれているディスプレイは電子ブックリーダーなどによく利用されています。
それはE-Inkと呼ばれるディスプレイは描画スピードが遅く動画を再生したとするとコマ送りの様にしか絵が入れ替わらないからなのですが、その替わり普通のディスプレイは表示されている間は光って常に電力を消費しているのに対してE-Inkは画面に表示されている情報を書き換える時にしか電力を消費せず、バックライトがなくても太陽や蛍光灯、電球の光が画面で反射して見る事ができますので目が疲れないと言う事もあり電子ブックリーダーに使われています。
今回紹介するAndroid11タブレット「Bigme Galy」もカラーのE-Inkを使っている事から消費電力は一般的なタブレットよりも少なく、長時間作業に向いているタブレットになります。
4つのモードを使い分け
今回紹介するカラーE-Inkを使ったAndroidタブレット「Bigme Galy」は8インチ300PPIのE-Inkディスプレイを使っている事から、常にフルカラー状態で使うと白黒E-Inkと比べて画面の書換量が3倍に上るため、その分バッテリーの消費も多くなります。
そこでバッテリーの持ちを良くさせるだけでなく、例えば電子書籍を読むのであればバックライトが明るく点灯しているHDモードよりも、文字だけ読めれば良いのでBlack&Whiteモードで読んだ方が読みやすいだけでなく電力消費も格段に落ちてバッテリーの持ちも良くなります。
一方Standardモードはグレースケールと呼ばれるモードで、Black&Whiteモードでしたら白か黒でしか表現されませんので、絵などは識別できなかったりしますが、グレイスケールのStandardモードなら絵は白黒写真の様な状態で表示されますので絵もはっきりと分かりますし、カラー表示よりは省電力です。
そして4つ目の表示モードSpeedモードは、カラーの解像度を落とす事で描画スピードをアップするモードで、少しカクカクする程度なら我慢するから動画を見たいと言う時に適した4つのモードを備えています。
Smart Pen A5 (Stylus)
次にこのE-Inkタブレット「Bigme Galy」には標準で4096レベル筆圧対応スタイラスペン”Smart Pen A5″が付属しています。
つまりこのタブレットはカラーの電子書籍を読むだけでなく、タブレットで描画する方にも向いているペンで、特に普通のタブレットでしたら屋外で描いていると太陽の日差しが強いと画面が見づらく、色味とかがハッキリと分からなかったりしますが、E-Inkは外光をディスプレイ内部で反射して見る事も出来るので、屋外の日差しがとても強い様な場所でデッサンすると言った作業には普通のタブレットよりも適しています。
Miracastで画面共有
更に「Bigme Galy」はMiracastをサポートしており、Miracastをサポートしたディスプレイや端末に「Bigme Galy」の画面を映し出せる他、「Bigme Galy」をサブディスプレイとして使ったりも出来ます。
そしてこの他にフロントに500万画素、リアに800万画素のカメラを搭載している他、ノイズキャンセリング機能を搭載してスレテオスピーカーやmicroSDカードスロット、指紋認証と言った機能も搭載されており、非常に様々な用途に使える様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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