最新のM1 Pro/Maxチップを搭載したMacBook ProはThunderboltの最新規格であるThunderbolt4及び8Kモニター出力が可能になっており、従来のThunderbolt3をサポートし、4Kモニター出力を備えたUSB-Cマルチハブではもはや役不足ですし、もしこれからM1チップを搭載したMacの購入を検討しているのであれば利用するUSB-Cマルチハブは8Kモニター出力やThunderbolt4&USB4に対応している事が重要になって来ます。
そこで今回は8Kモニター出力だけでなく8TByteのSSDを内蔵可能なUSB-Cマルチハブ「XFANIC USB4 Hub」をご紹介致します。
トリプルディスプレイを実現
Intelチップを搭載したMacBook ProではUSB-Cマルチハブを使ったモニター増設は1台は拡張ディスプレイとして使えますがもう1台はミラーリングされ、同時に表示できるデスクトップは2面に限定されていました。
ですがM1 Pro/Maxチップはそれを大幅に拡張し、同時に3枚のディスプレイに別々な画面を表示できる様になりましたので従来のIntelチップを搭載したMacBook Proを使っていて1番の不満点は一気に解消されていると言っても過言ではありません。
また”XFANIC USB4 Hub Pro”ではDisplayLinkをサポートしており、HDMI2.0ポートは最大で4K@60Hzの出力ですが、HDMI2.1ポートは8Kモニター1枚だけを接続するのであれば8K@60Hzでの出力が可能な他、4Kなら最大でリフレッシュレート120Hzでの出力も可能です。またDisplay1.2ポートは最大で4k@60Hzでの出力が可能となっています。
一方”XFANIC USB4 Hub”には”XFANIC USB4 Hub Basic”と言う下位グレードのUSB-Cマルチハブもラインアップされており、こちらはHDMIは2ポート共にHDMI2.0規格で最大出力は4K@60Hzになります。
USB-C PD100W給電
そしてUSB-Cマルチハブの場合、USB-C電源を接続する事でPCに給電されてデータ転送と同時に充電も行える様になっているものが大半ですが、ここで気を付けなければいけないのはUSB-Cマルチハブでも電力は消費され、外部装置を接続しておりバスパワーで動くものはUSB-Cハブから給電しなければならない為、最大45W出力のUSB電源ではUSB-Cハブで電力の大半が消費されてPCへの給電には回らず、充電していたはずなのにいきなりバッテリー切れでシャットダウンするなんて事も起こり得ます。
そう言う意味で今回紹介している”XFANIC USB4 Hub”はUSB-C給電はPCと接続するThunderbolt4端子にダイレクト給電され、USB-Cマルチハブの電力は付属のACアダプタにより給電される様になっていますので、電力不足で充電が出来ないと言う事がありません。
またデータ転送用のUSB-Cポートも備えているのですが、Proは最大10Gbpsでデータ転送が可能でBasicは5Gbpsとなっています。
更にUSB-Aポートも備えているのですが、ProはUSB-A 3.2ポートが2ポート、BasicはUSB2.0×2、USB3.0×2と4ポートありますのでUSBガジェットを多く接続したいがモニターは4Kで良いと言う方にはBasicもアリなのではないでしょうか?
またこの他にSDカード、MicroSDカードリーダーも内蔵しているのですが、さすがThunderbolt4での接続だけありRead/Write共に300MB/sと高速です。
入替が容易なSSD
また”XFANIC USB4 Hub”はSSDが内蔵できるのですが、用途に合わせてSSDが簡単に入れ替えられる様にSSDを覆う蓋はマグネット式の蓋で容易に脱着できる様になっている他、8TByteまでのM.2 SATA SSDとNVMe SSD両方が取り付けられる様になってるのですが、こちらもプラスねじではなく手で開けられる固定具が使われており、工具なしで脱着できる様になっています。
またM.2&NVMeカードも2230、2242,2260、2280と4サイズが装填可能になっており手持ちのメモリーを再利用すると言った使い方も出来る様になっていますので、ProとBasicのスペックと合わせて詳細は下記URLをご覧ください。
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