よく昔から缶ビールと瓶ビールどちらが美味しいのか?と言う論争があり、缶ビールの方が炭酸がきつかったり、金気臭いと言う方がおられ断然瓶ビールの方が美味しいと言われる事が多かったのですが、実際のところ現在は瓶であろうと缶であろうと詰めるビールは一緒ですし、缶の方はアルミが溶け出して金気臭いと言う話も昔はありましたが、缶の内面塗装が溶け出そうものならそれこそ大問題ですから現在ではそれは有り得ませんから金気臭いと言うのも都市伝説の様なものであり得ない話です。
では何が違うのか?それは飲み方によります。缶はプルトップを開けて缶のまま飲む方も世の中多いのですが、瓶の場合はそのままラッパ飲みする方は缶に比べると圧倒的に少なく必ずグラスに注いでから飲みますから、グラスに注ぐ事である程度炭酸は抜けますし、泡を立てる事で苦みが抜けて美味しいビールになるのです。そんな美味しいビールを缶でも瓶ビールでも入れる事ができるビールサーバーがこの「Fizzics Waytap」です。
このビールサーバー「Fizzics Waytap」は小瓶サイズの瓶ビールの他にロングサイズ(500ml)以下の缶(実際には25oz(約700ml))がセットできるビアサーバーで使い方は上部のカーバ-を外して台座にビール瓶や缶を置いてカバーをするだけです。このタイプのビアサーバーはシリコンチューブが上からぶら下がっておりシリコンチューブを缶の穴めがけて入れなくてはいけないといけないのでセットするのが結構大変な上、長年使っていてシリコンチューブが変成して硬くなって変なクセがついて曲がってしまうと底の方にビールが残ったままになってしまうのですが、この「Fizzics Waytap」は金属製のノズルを使っておりそれが底までキッチリと下りる様になっていますので、ビールが残ったりすると言う事がありません。
そして注ぎ方も一般的なビアサーバーと同じ様にレバーを手前に倒してビールを注ぎ、そしてレバーを奥に倒す事で泡を出す事ができます。
ではどうして泡を立てるとビールが美味しくなるのか?その一番の要因はビールの”苦み”の元であるホップの成分であるイソフムロンが麦のタンパク質と結びついて泡を形成するため、より多くの泡を立てれば立てるほどビールの苦みは泡に集まりますから苦みが減りスッキリとした味になります。ですからきめ細かい泡を立てれば立てるほどイソフムロンを吸収する泡が増えると共に細かい泡はなかなか消えませんからより多くのイソフムロンを吸収しなおかつ飲み終わるまで消えない泡を立てる事で最後まで苦みの少ないスッキリとした味を保つ事ができるのです。そしてその泡をこの「Fizzics Waytap」は超音波を使う事できめ細かい均一な泡を作るシステムを作っています。
そして泡を作ると言う事は泡には空気が含まれていると言う事で、その泡は何かと言うと空気ではなくビールに含まれる炭酸です。つまり泡が多いと言う事はビールに含まれる炭酸も減っていますから、多くの泡を立てる事でビールを飲んだ後に胃や腸の中で放出される炭酸の量が減りますらお腹が膨れてしまい美味しい食事が途中で取れなくなってしまうと言う事も防ぎますから、きめ細かい泡を多く立てると言うのはビールだけではなく食事も美味しく頂けると言う事にも繋がるのです。
そんなビールが美味しくなるビアサーバー「Fizzics Waytap」については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/161302347/fizzics-waytap-untap-the-full-taste-of-beer-with-s
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