昨年5月に当サイトでも取り上げた歯磨き粉を予め詰めておける携帯用歯ブラシ”WanderBrush Kit”、Kickstarterで募集キャンペーンを始めてはみたものの、途中でプロジェクトは諸事情により残念ながらキャンセルされたのですが、今回再び募集キャンペーンをKickstarterで始めましたので紹介させて頂きます。
30回分の歯磨き粉をセット可能
この「WanderBrush」の魅力な点は何と言ってもペースト状の歯磨き粉をハンドル(持ち手)の中に注入しておけると言う、誰もが考えそうで実用化しなかった画期的な機能です。
例えば昼食後にも歯磨きをされると言う方は多いかと思いますが、自宅外で歯磨きをしようと思えば歯ブラシとひとによっては歯磨き粉が必要となりますが、歯ブラシだけで良いと言う方は良いのですが、歯磨き粉も必要と言う方は歯磨き粉を持ち歩かなくてもいけません。
その際に携帯性の良いトラベル用の歯磨き粉を選ぶと、これが案外高価なんですよね。
中には大きなチューブの歯磨き粉を購入し、別な容器に移し替えて持ち歩いているなんて方もおられるかもしれませんが、多くの方は高価なチューブ歯磨きを持ち歩いておられるのではないでしょうか?
ですがこの「WanderBrush」はハンドルの部分が容器になっており、約30回分もの歯磨き粉を注入しておく事ができますので、チューブの歯磨き粉を持ち歩かなくて済みます。
更に詰める際もハンドルの底のキャップを外し、チューブの先を押し当ててチューブを握るだけで「WanderBrush」にはどんどん歯磨き粉が漏れずに充填されて行きますので、詰めるのも使いのもとても便利です。
シリコンノズルで漏れ防止
ただ気になるのはハンドルのお尻のダイヤルを回すと歯磨き粉はブラシの間から滲出して来る様になっているのですが、持ち歩いている間の歯磨き粉の漏れや、歯磨き粉への細菌の混入によるカビの発生等です。
特にジェル状の歯磨き粉ですと粘性が低いので夏場は気温の上昇に伴い粘性が低くなりブラシの中に設けられた排出口から歯磨き粉が漏れ出て来るかもしれませんし、逆に歯磨きした後にブラシ部分に残っている水分や口の中の細菌が歯磨き粉の中に混入してカビ等が発生しないのか、と言う様な点も気になります。
そこでこの「WanderBrush」ではチューブの吐出口にシリコン製の弁を設け、歯磨き粉に圧力を食らえると吐出口からは歯磨き粉は出て来ますが、シリコン製の割れた口は圧力が一定になると自然と閉じる様な設計がなされており、歯磨き粉の入ったチャンバー内に水や細菌が逆流して入らない様になっていますので安心です。
交換ブラシも準備済み
またブラシヘッドは当然使っていたら摩耗しますし、毛も開いて行きます。
そこで交換用のブラシが用意されておりのですが通常価格は4本で$30、Kickstarterのキャンペーン中は$19で追加可能で、3ヶ月で交換で1年持つ様に考えられています。
更に色はホワイト、グリーン、ブルーの3色が用意されており、家庭でも使い分けができる様になっていますし、歯磨き粉をシェアする事でのウィルスの家庭内感染の危険性も言われている事から、この「WanderBrush」はまさに感染リスクを抑える事もできますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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