みなさんはピザを自宅で焼くことってよくありますか?
最近ではスーパー等の棚にもピザ生地にソースが塗られトッピングまでされた、焼くだけですぐに食べられる冷凍ではないチルド・ピザが数多く並んでいますのでそう言うピザを買って来たり、市販のピザ生地を買って来てそれにソースを塗ってチーズを載せて好きな具材をトッピングしたり、ピザ生地から本格的に自分で作ったりと様々な方がおられると思います。
ただ自宅でピザを焼くとなるとオーブンの温度の上限が本格的な石窯(ナポリピッツァの場合450℃が目安)と比べて低く(高くて300℃)、市販の出来上がったチルドピザなら4〜5分と比較的短時間で焼く事ができますが、アレンジしてソースを加えたりチーズを加えたり具材を追加したりすると2倍3倍の時間がかかり、市販の生地を使ったオリジナルピザでも具材を乗せすぎると25分から下手をすると30分近く焼くのにかかってしまいます。
そうなると大人数でパーティーをした様な時など焼くのに時間がかかるので事前に焼いて出していたのでは冷めてしまって美味しくありませんし、だからと言って1枚1枚焼き上がるのを待たせていてはせっかくのパーティーが盛り上がりません。
そこで登場するのが今回紹介する必殺道具!!「Pizza Shelf」です。
この「Pizza Shelf」、何がすごいのかって言うと最高温度が260℃程度しか設定できないオーブンであってもたった90秒でナポリピッツァを焼く事ができるのです。
ナポリピッツァはみなさんもご存じかと思いますが、結構厳密な決まりがあり、直径35cm以下でナポリ郊外産のトッピングを使用したマルゲリータ、マルゲリータ・エクストラ、マリナーラと言う3種類のピザをナポリピッツァと呼び、窯の中の温度が450℃で炉床が少なくとも400℃で1分弱で焼くのがナポリピッツァの目安です。
では一体どうやってこの「Pizza Shelf」はオーブンの温度が260℃程度までしか上がらないオーブンの庫内を理想とされている450℃(炉床400℃)まで上げるのでしょうか?
それはこの「Pizza Shelf」の素材と形状にあります。この「Pizza Shelf」はぶ厚いステンレスの板で作られておりそれをオーブンを予熱する際に一緒に入れておく事でこの「Pizza Shelf」はオーブンの熱をため込みます。
そして熱を貯め込む事で「Pizza Shelf」は加熱され、最終的には「Pizza Shelf」はの表面温度(炉床温度)は500℃近くにまで達します。
そしてため込んだ熱は底面だけではなく、側面3方からも放熱されますので「Pizza Shelf」で囲まれた「Pizza Shelf」内の空間の温度はオーブンの庫内の温度が260℃程度しかなくても450℃近くにまで達しますので、この「Pizza Shelf」はたった90秒でナポリピッツァを焼き上げる事ができるのです。
ただこの「Pizza Shelf」は横幅が38.1cm(15インチ)そして奥行きが35.56cm(14インチ)と一般的な家庭で使う40L程度のオーブンレンジだと入る機種と入らない機種がありますので要注意です。ただレンジ下のビルトインのガスオーブンや電気オーブンでしたら問題なく入ります。
最近はピザ専用の電気釜の様なものも売られていますが、それだと収納する場所も取りますが、この「Pizza Shelf」ですとちょっと高さのあるオーブンの板の様なものですからオーブン用板と一緒に収納しておけば邪魔になる様な事はないでしょう。
なお詳細につきましては下記URLにてご確認下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/258410750/pizza-shelf-wood-fired-pizza-in-your-oven-in-90-se
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