カヤックフィッシングで釣っている最中に魚が暴れ、船を動かしたい時ってみなさんはどうされていますか?
暴れてリールが巻けないって事はかなりの大物なので、片手で竿を持ち、片手でオールを漕いで方向転換するなんて余程のパワーを持っておられる方でないと出来ない芸当です。
後は足漕ぎ式のフィッシングカヤックを使うと言う手もありますが、背の高い車のルーフに積むのは重量もありますので結構、足漕ぎ式のカヤックを積むのは大変ですし、パドルだけを漕いで移動する際もパドルだけだと逆にフィンなりスクリュー部分が抵抗となって負担が上がります。
そこで今回は、どの様なフィッシングカヤックにでも後付できる画期的な電動船外機「PacMotor」をご紹介致します。
ベルト閉めでどの様な船体にも取付可能
今回紹介するフィッシングカヤック用の電動船外機「PacMotor」は、M型のアームを船の両舷に引っ掛け船底に回したベルトで固定する構造なので、カヤックの形状を問わず取付ができるのでカヤックの船体の形状を問わず(船体の大きさに対してS,M,Lと言う3種類の大きさは用意されていますが、これはアームの長さの違いで動力としての特性はどれも同じです)取り付けられる所です。
しかも足漕ぎ式のフィッシングカヤックでは船底から飛び出たフィンやスクリューが浅瀬を移動するのには邪魔になったり、浜にカヤックを上げると言った際にそれらフィンやスクリューが邪魔をして浜に上げるのがとても大変なのですが、この「PacMotor」ではスクリューは簡単に水面から上げられる様になっていますので、浜にカヤックを上げたりと言った場合でも邪魔になる事はありませんし、パドルで移動する時に「PacMotor」が抵抗となって体力を消耗すると言う事もありません。
2本スクリューとワイヤレスコントローラー
そしてこの「PacMotor」では、両舷にかけられたアームの先にそれぞれ1対のモーターが取り付けてあり、付属のコントローラやスマートフォンでも操作する事ができるのですが、右舷と左舷のモーターを逆回転させる事でその場で船体を回転させる事も出来ますので、釣っている魚が暴れて船底をまたいで範囲側に行き、船底でラインが擦られて切れそうだと言う際には船底をその場で360°ターンさせて糸が絡まない用と言った処置も出来ますし、もちろん前後に移動する事だって出来ます。
またモーターを動かすワイヤレスリモコンは竿に取付られる様にもなっていますので、キャストと同時に船を動かすと言った事も容易に出来ますし、釣っている最中に船を動かすと言うのも、コントローラーのジョイスティックを上下左右に倒すだけで直感的に操作できますのでとても便利ですし、もしコントローラーを水の中に落としても、浮力で浮く様に設計されていますので安心です。
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そしてこの「PacMotor」には出力16.8Vの専用のバッテリーが付属しているのですが、市販の出力12〜20Vまでのマリン用バッテリーも利用する事が出来ます。
そしてマリン用バッテリーですから当然、海に落としても浮かぶので、誤って落ちてしまい海の藻屑となる様な事はありませんし、専用バッテリーにはスマートフォンを充電する為の充電口も設けられていますので、洋上でバッテリーが減ってしまったなんて時にも便利です。
更に専用の付属バッテリーの容量は39Ahなのですが、フルスピードで走行した場合では3.5時間、ミディアムスピードだと6時間、1番遅いロースピードだと何と20時間も長持ちする使用となっていますので、帰り際にもう腕がパンパンでパドルを漕ぐ力が残っていないなんて時にこの「PacMotor」があれば楽に岸まで戻る事ができます。
またあまり洋上で粘らないのであれば1時間フルスピードで動かして沖まで出て、釣って、そしてまたフルスピードで戻って来ると言った使い方もできますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/pacmotor/pacmotorkayaking-beyond-the-paddle
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