アーミーナイフは、いくつもの道具が組み合わさったとても素晴らしい道具です。
ただアーミーナイフの道具が増えれば増えるほど、アーミーナイフは太く大きくなり、切ったりする道具に関しては握って動かすだけなので良いのですが、ドライバーの様な回す道具に関して言えば、太くなった柄を回すのは非常に回し辛かったりしますし、細かな作業も太い柄を持った状態では結構辛いものがあります。
そこで今回はマグネットアーミーナイフとでも言える、多機能ツール「Windeler」をご紹介致します。
磁石でツール同士が結合
今回紹介する「Windeler」は既に市販されており、この「Windeler」の良い所は各ツールが強力なネオジウム磁石によってお互いが吸着しオリジナルのアーミーナイフの様なものを作り出せる事と、アーミーナイフとは違い各ツールを外して単体に使える事にあります。
またお互い吸着させたまま使うと言った場合でも円形の磁石によってアーミーナイフの様に1つのツールを起こして引き出して使うと言った使い方もできます。
ナイフ
そして既に市販されている「Windeler」には六角レンチやドライバー、チェーンスプリッターと言ったどちらかと言うと自転車整備用工具と言った色合いが強かったのですが、今回のツールのラインナップはよりアーミーナイフに近づいており、まず最初に紹介するのはナイフです。
既に市販されているものは今回紹介するナイフの刃渡り74mmよりも短く、刃の材質は包丁などにも使われているAUS10ステンレス鋼でした。
一方今回紹介するナイフにはLC200と言う切れ味と錆びにくさを兼ね備えたアウトドア用ナイフによく使われている鋼材を使った刃に、柄に64チタンと呼ばれるTi-6Al-4Vを使ったバージョンとガラス繊維の織物にエポキシ樹脂を混ぜた軽くて丈夫なG10と言う素材を柄に使った2つのナイフがラインナップされています。
ロック付きハサミ
そしてアーミーナイフの道具として定番のハサミも今回加わっています。
やはりナイフとハサミ、同じ切る道具ですが、どちらも住み分けが出来ているツールで、ハサミでカットし易いものもあればハサミの方が便利なものもありますので、両方揃っていると最強です。
またハサミはロック機構がついており、刃が開いた状態になっていて手を怪我しない様になっている他、指を入れる穴がないのでバネによって開く仕様になっている他、ハサミにかけた指が滑らない様にスリップ防止の加工が施されているのにも拘りが感じられます。
目玉はやっぱりプライヤー
そして今回、追加された工具・道具の中で1番注目したいのはプライヤーです。
このプライヤーがあれば例えばナットを回したりと言った事もできますし、細い針金やケーブルなどもカットできます。
またネジなども頭をなめてしまってドライバーで回らなくなったものもうまくネジの頭をつかめて回せればネジを外す事ができたりと、これがツールの中にあるかないかで、出来る事が大幅に変わって来ますのでプライヤーは是非、持っていて欲しいツールの1つです。
またこの他にこのツール群を包む為の風呂敷の様な役目をするクロスもラインナップされていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/windeler/modular-tools-and-knives
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