Apple Musicではハイレゾロスレスオーディオ(最大192kHz/24bit)までに対応しており既に多くの楽曲がハイレゾロスレスオーディオで配信され、iPhoneの設定メニューの中のミュージックの設定をいじる事でApple Musicを契約されている方はすぐにでも大好きな楽曲をロスレスハイレゾ音源で聴く事ができます。
ただここで1つ問題があり、iPhoneの設定で音源をハイレゾロスレスに設定したとしても肝心のiPhoneがハイレゾロスレスオーディオ音源を変換する機能を持っていませんので、実際に切り替えてもみなさんが聴いているのは256kbpsで圧縮されたAAC音源と言う事になります。
では聴くにはどうすれば良いのかと言うとハイレゾロスレス音源に対応したDAC(デジタル・アナログ・コンバータ)アダプタが必要で、今回はiPhoneととっても相性の良いDACアダプタ「Tea」をご紹介致します。
MagSafe規格のDACアダプタ
今回紹介するDACアダプタの特徴としてMagSafe充電アダプタ並の厚さしかないと言う薄さもあるのですが、1番の特徴はMagSafeに対応しているiPhone12やiPhone13であればそのままiPhoneの背面に吸着して利用できる所です。
もちろんMagSafeに対応していないiPhoneや、AndroidスマートフォンにMagSafeアダプタ(磁石)を貼り付ければ脱着も容易になるので使い勝手はiPhone同等になるのですが、スマートフォンに吸着させたDACアダプタ「Tea」はiPhoneの場合は付属のUSB-C←→Lightningケーブルで接続すれば非常にDACアダプタをコンパクトにセットできますし、ロスレスハイレゾ音源の転送に対応したLDAC、apt-X HDオーディオプロファイルに対応したAndroidスマートフォンであればBluetoothによるワイヤレス転送も可能です、1160mAhのバッテリーを内蔵し最大8時間の連続プレイが可能です。
そして「Tea」そのものの厚みは約8mmと極薄なのでスマートフォンと抱き合わせた状態でポケットやバッグのポケットに入れた状態で最高の楽曲を最高の音質で楽しむ事ができます。
ただ利用できるのは有線のイヤホンのみで、最大インピーダンス300Ωのヘッドホンまでサポートしていますのでより音質の良いヘッドホンを使えば、まるでコンサートホールにいるかの様な臨場感溢れる迫力で大好きな楽曲を楽しむ事ができます。
最大サンプリングレート384kHz/32bit
そしてまた、このDACアダプタ「Tea」ではDACチップに”ES9281AC Pro”を採用しています。
この変換チップ(IC)は現在のところ最も高性能なDACチップの1つで、この「Tea」ではUSB-Cでの有線接続では384kHz/32bitと言う、まだストリーミング配信されていない様な高サンプリングレートまで対応していますので、Apple Musicの192kHz/24bitのレスレスハイレゾ音源ももちろん最高音質で再生可能です。
またBluetoothによるワイヤレス接続ではさすがにデータの転送スピードに限界がありますので最大のサンプリングレートは96kHz/24bitですが、これでもよほど高性能はヘッドホンで聞き分けないとわからないくらい高音質です。
また「Tea」はAppleの認証規格であるMFi(Made For iPhone)を取得しており、iPhoneとは安心して使える製品ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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