みなさんはキャンプ等で寝袋を使って寝ていて起きた際に辛いと思った事ってありませんか?
キャンプと言えば寝袋で寝ると言うのが常識みたいになっていますが、寝袋ってクッション性はほぼない上に、地面の上に直接、テントを立て、そしてテントの中に保温マットの様なものなど一切敷かずに寝袋を広げれば地面の上に直接寝ているのと変わりません。
更に地面が凹凸しているであるとか、石がゴロゴロとしている様な場所に敷いたのであればその石の硬さなどもダイレクトに肌へと伝わって来ますし、地面の温度も直接肌へと伝わり決して寝やすいとは言えません。
そこで今回はそう言ったアウトドアでの眠りを劇的に改善してくれる布団「Ursa Sleep System」をご紹介致します。
エアマットレスとメモリーフォームマットレスで不快を快感に
今回紹介する「Ursa Sleep System」は、マットレス、掛け布団、枕までがセットになったアウトドア用のクイーンサイズの布団で、空気を注入した際には10cmもの厚みになるエアマットと約5cmの厚みを持つメモリーフォームのマットレスを重ねる事で何と15cmもの厚みのある敷き布団になります。
そしてこのエアマットとメモリーフォームと言うのが絶妙が組み合わせで、エアマットだけですとエアマットで寝た事がある方ならお分かりかと思いますが、エアマットって空気が入っているかと思いきや、結構硬く感覚の差はありますがまだ畳の上にで寝る方が寝心地としては上です。
ですがエアマットは地面の凹凸を吸収するだけでなく、エアマットの中の空気は熱伝導性が悪く、地面の熱をほぼほぼ伝えませんし、メモリーフォームによってクッション性は確保されているので寝心地は最高なはずです。
そして枕に関しても空気で膨らませるのですが、空気枕の周りをメモリーフォームで覆っており、エア枕でしたら硬くて寝心地も悪いのですが、この枕でしたら肌当たりもよく、なおかつ空気で高さも調整する事ができます。
0℃の気温に耐える工夫
そしてこの布団、気温0℃の環境でも快適に寝る事ができる様に様々な工夫が施されているのですが、その1つにポケットがあります。
まず掛け布団には足下にポケットが作ってあり、そこに足を入れ込む事で足下をポカポカ状態に保つ事ができます。
更にエアマットとメモリーフォームはズレない様にジッパーに連結できる様になっているだけでなく掛け布団とメモリーフォームもジッパーで連結できる事から寝返りを打ったりした際に掛け布団がめくれ上がり冷気が入って来たりする事を防いでくれます。
更に頭の方にもスッポリと被るできるフードがあり、極力外気に触れる面積を減らす事で頭や顔が冷えて寝る事ができないと言う様な事もない様に工夫されています。
サイズには要注意
そしてまた、エアマットは空気で膨らんでいるだけですのでペタンコになりますが、メモリーフォームは圧縮できると言ってもある程度厚みは出ますし、掛け布団に関しても同じです。
そのため一式の総重量は10kg、パッキングした時のサイズは61cm×81cm×35.5cmとオートキャンプではないと携帯できないサイズになっていますし、車に積んだとしても結構な場所を取りますのでサイズ的には要注意です。
ただパッキングも丸めて行ってベルトで締め込んで圧縮してサイズを小さくするなど、工夫は随所に施されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/kammok/ursa-sleep-system
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