最近のプールの掃除を行うプールロボットは10年前のプールロボットと比較すると非常に高性能になり、昔のプール掃除ロボットは壁に当たれば方向を変えて進み、また壁に当たれば方向を変えてと言う掃除の仕方でしたので、プールの底にゴミを残したりと言う事も多かったのですが、今のプール掃除ロボットは自宅を掃除する掃除ロボットの様にセンサーを使って掃除ロボットを誘導し、壁に当たれば吸い込み口の幅の分だけ横移動し、180°回転した上で来た道を戻って行き、吸い残しがない様になっています。
ただプール掃除ロボットはプールの底のゴミは吸えてもプールの上を漂うゴミまでは回収できません。
そこでプールの表面を漂うゴミを専門に回収するプール掃除ロボット「Anpool P1」をご紹介致します。
遊泳中も掃除
今回紹介する「Anpool P1」の様に、プールの表面に浮いているゴミを回収する為のロボット掃除機と言うのはもちろん製品としてありますが、基本的には安全のためにプールに誰もいない状態でしか掃除は行いません。
一方でこの「Anpool P1」は、レーザーと慣性センサーを搭載しており、進行方向にある障害物を避けながらゴミを回収する事が出来るだけでなく、遊泳中の人をも避ける事ができる様になっており、プール表面にゴミが浮いているのが気になる時はいつでもこのプール掃除ロボットを投入し安全にゴミを回収する事ができます。
そしてセンサーは障害物や人を検出するだけでなく慣性センサーからの情報とともに自分の位置把握にも用いられて、Uターンアルゴリズムを使って掃除経路を綿密に計画し、自宅の床を掃除するロボット掃除機の様に位置を少しずつズラしプールを往復しながらゴミの回収を行う事が出来ますし、従来のプール掃除ロボットの様にランダムに動いてと言うゴミの回収の仕方も出来る様になっています。
ソーラーチャージ
次にこのプール掃除ロボット「Anpool P1」の背中にはビッシリとソーラーパネルが敷き詰められており、パネルを使ってバッテリーを充電しながらゴミを回収するため、他のプール掃除ロボットよりもより長くプール掃除が行える様になっているだけでなく、バッテリー残量が8%を切った場合にはプールの端の邪魔にならない場所にまで移動しバッテリー残量が60%まで回復するまで待機した状態でソーラー充電を行い、60%までバッテリーが回復するとまた動き出して浮遊するゴミの回収を始めますので、この「Anpool P1」に限って言えばバスケットにたまったゴミを定期的に破棄するくらいで後は何もしなくても自動的に掃除はやってくれます。
そしてもし、ゴミがかなり浮いており早急に掃除が必要な場合にはプールから「Anpool P1」を引き上げて充電器で充電する事も出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/anpool/anpool-p1-dual-energy-system-robotic-pool-skimmer
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