最近、100円均一ショップのキャンプ用品って非常に充実しており、その中でもオススメなのはキャンプストーブです。
3枚ないし4枚のパネルを組み合わせて組み立てるキャンプストーブはメスティンやフライパン、鍋などをしっかりと乗せられるだけでなく、薄いステンレス製のパネル3枚ないし4枚の構成なので嵩張らず持ち歩くには非常に便利で、ハイキングに行って野宿する様な事になった時の為に保険的にバックパックの中に忍ばせて持ち歩いても良いくらいです。
ただ1つ不満なのは大きさが固定なので入れる事ができる薪の数も決まって来るので火力を出したい時や、大きな鍋やフライパンを使いたい時に使えない事で、今回紹介するキャンプストーブ「Firebox Freestyle」はそんな不満を一気に解消してくれます。
パネルの穴には意味がある
今回紹介する「Firebox Freestyle」は約10cm×13cmの長方形のパネルを組み合わせるタイプのキャンプストーブで、パネル同士をピンで繋ぐ事で3枚から最大8枚まで連結する事が出来るキャンプストーブです。
そしてこの「Firebox Freestyle」で使われるパネルには通気口にもなる穴が開けられているのですが、これはただ単に穴が開けられていると言うのではなくしっかりとした意味があり、この「Firebox Freestyle」では薪の他に固形燃料や、アルコールバーナーやガスバーナーと言ったものが使え、縦長のスリット状の穴はそう言ったバーナーの器具の高さをセットする位置を表しており、位置を合わせてセットする事で、炎の高さを適切に保つだけでなく、酸素の供給不足により不完全燃焼したりする事がない様にも考えられています。
また底網もついていますので、底を上げる事で固形燃料も使えますし、底の高さで薪を使った時の火力も調整する事ができます。
またパネルには2種類あり、下に大きな開口部のあるパネルは横から薪を差し込む事ができ、BBQグリルの様に火力が弱くなって来たら網を上げて炭や薪を追加すると言った作業が不要な上に火力を弱めたい時は薪の本数を減らしたり抜く事で火力調整も容易に出来ます。
6つのスタイル
そしてこの「Firebox Freestyle」にはパネル4枚と8枚のセットがあり、4枚パネルでは長方形スタイルと4枚のうち3枚を使ってトライアングルスタイルで使う事が出来ますが、8枚パネルセットは4枚+4枚にして2つのグリルを作る事ができますし、パネル6枚を使い六角形にして少し大きめの鍋やフライパンが使える様にしたりする事が出来ます。
そして8枚全てのパネルを使った場合、8角形にすれば大きな火床を作る事が出来ますので、たくさんの薪をくべて暖を取るには最適ですし、長方形にすれば小さなポットとフライパンを並べて置いて同時調理すると言った事も出来ます。
また4枚パネルセットには底網しか付属しませんが、8枚パネルセットにはそれぞれの形状に合わせた底網の他、焼き網的に使える円形や四角形の網も付属していますので便利です。
ステンレスかチタンか!?
そしてこの「Firebox Freestyle」では素材としてステンレス製とチタン合金製の2種類が用意されており、ステンレス製は使って行く間にどうしても加熱と冷却を繰り返す事で鋼板の強度が弱くなって行きますのでチタン製の方が長持ちなのは明らかなのですが、価格は50%ほどチタン合金の方が高いので思案のしどころですが、もし興味を持たれてもっとこの「Firebox Freestyle」の事を知りたいと言う方は詳しい使用方法や変形の仕方などは下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/foldingfirebox/firebox-freestyle-modular-camping-stove
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