最近ではストレスから来る突発性難聴で耳の機能が低下し耳鳴りがずっとしているだけでなく、聞き取り辛くなっている様な方が抱えている問題が補聴器です。
補聴器と言うとお年寄りが身に着けるものと言ったイメージが強く、若くして難聴となり耳が聞こえ辛くなっているからと言っていかにも周囲の人から補聴器と見て取れるものを身に着けるのには抵抗があると言う肩は多くおられます。
そこで今回は、ワイヤレスイヤホンにしか見えない補聴器「LINNER Deluxe」をご紹介致します。
MEMSドライバーと16ch WDRC
今回紹介する「LINNER Deluxe」はただ単純に周囲の音を拾って増幅するだけの補聴器ではありません。周囲の音を単純に増幅し、ボリュームを上げると常に発振している様な補聴器と言うのはもう何年も前の補聴器で、今の補聴器の多くにはノイズリダクション機能が搭載されており、周囲の雑音を消して話し声を中心に音を増幅する事が出来る様になっているのですが、問題は音圧、つまりボリュームです。
通常スピーカーはコーンと呼ばれる振動板を震わせる事で空気を振動させる事で音を作りだしているのですが、音を大きくしようとするとこの振動板を大きくしない限りは大きく出来ず、ワイヤレスイヤホン型の補聴器と言えど採用できるスピーカーのサイズには限界があります。
ですがこの「LINNER Deluxe」ではMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ドライバーと言う非常に高速で振動させる事のできる圧電素子を持ったスピーカーを使う事でキレのある明瞭かつ大きなな音を発生させる事ができ、よく聞こえやすく、聞き取り易くなっています。
更に16chのWDRC(ワイド・ダイナミックレンジ・コンプレッション)によってマイクで拾った音を16段階の周波数に分け、そしてそれぞれの周波数帯でノイズキャンセリングを行っていますので、全ての音を一括して分析しノイズを除去する様なノイズキャンセラーとは違い細かく分析させる事でノイズはノイズとして除去し環境音は環境音として残しますので、従来のノイズキャンセラーを搭載した補聴器ではノイズとして処理され除去されていた雨音な川のせせらぎと言った様な音はこの「LINNER Deluxe」では聞く事が出来る様になっています。
サウンドセラピーと4種類のサウンドモード
そしてこの「LINNER Deluxe」はただ周囲の音を大きくし、聞かせてくれるだけではなく、サウンドセラピーと言って心を癒やしてくれる機能も搭載しています。
そしてこのサウンドセラピーではスマートフォンに専用アプリを入れて「LINNER Deluxe」に接続する事で、例えばストレスによっていらしてして眠れない、考えられないと言った様な状況下にある場合、特殊なサウンドを「LINNER Deluxe」から再生する事で、”瞑想モード”では脳波の中でもシータ波 (4~8Hz)をリラクゼーションモードではアルファ波(8〜14Hz)を、ディープスリープモードではデルタ波 (0.1〜4Hz) が優位になる様なサウンドを再生する事で、心をリラックスさせたり、集中力を上げたり、またはスムーズに入眠できる様に誘導します。
また4種類のサウンドモードはシチュエーションに合わせてモードを変える事で相手の声をしっかりと拾って増幅するだけでなく、周囲の環境音も拾って聞かせる事が出来る様に、”会話モード”、”レストランモード”、”交通移動モード”、”屋外モード”の4つのサウンドモードが用意されています。
テレビの音などもより聞こえやすく
そしてまた、この「LINNER Deluxe」にはBluetooth通信をサポートしており、スマートフォンと接続すればハンズフリー通話が出来るだけでなくワイヤレスイヤホンとしても使用する事が出来ます。
更にオプションで用意されておりマイクを内蔵したトランスミッターと繋ぎテレビの前に置くなどする事で、小さくて聞こえなかったテレビの音声を自分だけ大きくして聞く事ができますで、もう家族からテレビのボリュームが大きいからと文句を言われる事もありませんので、もし補聴器としての性能等を含めて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧下さい。
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