みなさんはLED懐中電灯を購入される際に明るさ、バッテリーの持ち、形状など何を基準に選ばれますか?
明るさ、バッテリーの持ち、の両方を求めると光源も大きくなりますし、バッテリーもたくさん搭載しなくてはいけませんので必然的にLED懐中電灯は大きくなる方向にしか行きません。
一方でそこそこのサイズで明るくてと言うのであれば、LEDが明るいと言う事はそれだけ電力も消費しますのでバッテリーの持ちが悪くなり点灯時間が短くなりますし、逆にバッテリーの持ちを選ぶのであれば、明るさが変えられるのであれば必要な光量ギリギリまで暗くすればバッテリーは持ちます。
ですが今回紹介するLED懐中電灯「MT2A PRO」であれば明るく光らせてもバッテリーが持つと言う不思議なLED懐中電灯になります。
小さく、明るくなったUHi20
LED光源を明るくする場合、基本的にはLEDと言うのは小さな光源を大きくする事はできませんので、小さな点の様な光源を密集させて集めれば集めるほど明るくなります。
ただLEDは熱に弱いためにたくさんの光源を1ヶ所に集めるとそれぞれの光源が出す熱によって大きく発熱しますのでその熱対策が必要となる事から1つの光源をより明るくするには限界がありますので、いくつものLEDを並べてより明るくするしかないのですが、今回紹介するLED懐中電灯「MT2A PRO」に使われているUHi20と言うLED光源は発光面が2.26cm²と非常に小さいのにも関わらず光密度が同等の明るさを持つLED光源よりも43%も増加した上で大きさにおいても41%も小さくコンパクトになっており、この懐中電灯の直径は19mmと非常に細長い懐中電灯へと仕上げられています。
しかも光密度を上げた事で、このクラスでは考えられない最大1000ルーメンと言う明るさの他に光到達距離255mと言うロングレンジも獲得しています。
単3電池2本でも点灯可能
次にこのLED懐中電灯には充電式のNL1416Rバッテリーが使われており、この3.7V 1,600mAhのバッテリーでレベル1の30ルーメンでの照射ですと最大20.3時間連続使用が可能な他、レベル2では300ルーメンで最大3時間、レベル3で1000ルーメンで最大1.6時間の連続照射が可能となっています。
そしてこのNL1416RはバッテリーそのものにUSB-C充電口を持ち、バッテリーに充電器をUSB-Cケーブルを使ってダイレクトに充電できるのが特徴で、そのためこのLED懐中電灯「MT2A PRO」には充電端子は装備されていません。
更にこの「MT2A PRO」ではNL1416Rバッテリーの他に単3電池2本でも使用する事ができるため、バッテリーがなくなってしまった場合は単3電池に入れ替える事でバッテリーが切れたとしてもすぐに使う事ができますし、電池で使っている間にバッテリーも充電できてシームレスな使い方も出来ます。
ただ単3電池で点灯させている場合、この場合は明るさ切替は2段階でレベル1で30ルーメン、レベル2で500ルーメンの切替になります。
ユニークなボタン操作
ところでこの「MT2A PRO」で使われているボタン操作が非常にユニークで、一般的にボタンを押すと点灯し押す度に明るさが変わって最後に消灯、そしたまた押すと点灯してと言うロータリー制御が明るさを変える事ができるLED懐中電灯では多いのですが、この「MT2A PRO」では後ろに飛び出たボタンを深く押し込むとON/OFF、半押しするとバッテリーだとLV1→LV2→LV3→LV1と明るさを切替、電池だとLV1とLV2を切り替えると言った非常に変わったスイッチ制御になっていますので、もし詳細をご覧になりたい場合は下記URLをご覧ください。
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