EDCツールと言うのはEveryDayCarryを意味しており常に持ち歩く、つまり持っているだけで常に便利な道具と言う事になります。
ただ最初見た時は便利だとは思ってみても実際に使ってみると、思っていたほど使えないと言ったEDCツールは非常に多くガッカリすると言った様な事もしばしばあります。
そこで今回は、書く、と切るの2つの機能しかないEDCツール「The Mantis Pen」をご紹介致します。
金属鉛筆(メタルペン)
今回紹介するEDCツール「The Mantis Pen」はメタルペンとナイフ、そしてガラスブレーカーと言うとてもシンプルな機能構成のEDCツールとなっています。
そのため、この「The Mantis Pen」で出来る事と言えば、書く、切る、割ると言った3つの事しか出来ませんが、外出中に書く、切ると言った動作以外の事って山や川などにキャンプなどのアウトドアに行かない限り出て来ませんので、機能を絞ってシンプルにしたあたり洗練されていると言えます。
そして書く機能としてこの「The Mantis Pen」ではシャープペンシルでもなくボールペンでもなくメタルペンを採用していると言うのも1つのポイントです。
メタルペンと言うのは鉛筆が黒鉛と粘土を混ぜて作っているのに対して、メタルペンは黒鉛に金属を混ぜて作られており、硬い金属は書いても書いてもなかなか減らない所から、メタルペンによっては数十キロも書き続ける事ができる様なものも大手文具メーカーからはリリースされており、いまやどこのステーショナリーコーナーに言っても見かけるほどです。
そしてメタルペンの良い所は紙だけでなく自然にある木や石、そして金属などにも書く事ができるだけでなく、紙に書いた際には消しゴムを使えば鉛筆と同じ様に普通に消えますが、その他素材の場合、素材が硬ければ硬いほど油性ペンで書いたかの様に上から少々擦っても消える事はない所で、鉛筆とボールペンの良いとこ取りをしたペン!?鉛筆!?なのです。
また木などはメタルペンで書くと彫ると言うか木を圧縮すると言った感じで書く事ができるので、黒鉛は流れたとしてもしっかりと跡が残っていますので書いたものが消える事がありません。
スカルプブレード
次にこのEDCツール「The Mantis Pen」には替え刃式のスカルプブレードが使われています。
スカルプブレードと言うのは替え刃式のメス刃の事で、この「The Mantis Pen」では実際に手術にも使われているメス刃を使っていますので、切れ味は言うまでもありません。
しかもこのスカルプブレードと言うのはネットで簡単に入手できると言うのも魅力的な一面で、この「The Mantis Pen」には#11のスカルプブレードしか使えませんが、カッターナイフの刃と同じ様に手軽に購入でき、そして切れ味が落ちて来たなと思えば交換して元の切れ味を取り戻せると言うのは魅力的な部分でもあります。
しかもこの「The Mantis Pen」ではスカルプブレードを取り外す際には、刃のお尻の部分を持ち上げた状態で刃を摘まんた状態で前方にズラして外すと言う両手を使わないと刃は外せななくなっている為、安全性と言う面においても非常に高く、少々刃に力を入れてカットしたからと言って刃が外れて飛んで来る様な事はないので、安心してキレッキレのスカルプブレードで楽々とカットする事が出来ます。
ガラスブレーカー
そして金属ペンを裏返すと突起状のタングステン鋼が埋め込まれたガラスブレーカーが出て来ます。
このガラスブレーカーと言うのは強化ガラスを割る為の道具で、一般的には車の車内に閉じ込められ、ドアを開ける事ができない場合に車のドアガラスなどをこのガラスブレーカーを使って割り、そして脱出する為の道具で、ほぼ使用する事はありませんが、もし水害などで車が水没してドアを開けて脱出できないと言った様なシチュエーションに陥った場合には、あってよかったなと思える機能です。
そしてまたこの「The Mantis Pen」本体の中は空洞になっており、錠剤などを常に収納しておく事が出来る様になっているだけでなく、スカルプブレードやメタルペンをしっかりと回して締めていればIPX8の防水性を持っており、薬を湿気させない様に持ち歩いたりする事も出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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