インド式のミルクティー”チャイ”は、茶葉の他にシナモン、カーダモン、クローブと言うスパイスを使って煮出す事であの独特の味を出しています。
そしてその淹れ方は砕いたスパイスを水と一緒に鍋に入れ、お湯が茶色くなるまで煮出した後に火を止め茶葉を加えて暫く待った後に牛乳と砂糖を加えて沸騰直前まで煮立たせればチャイの出来上がりとなります。
ただ書くと結構簡単にチャイは淹れる事が出来るのですが、実際に淹れてみると多くの方が牛乳と砂糖を入れた後に沸騰させた際に吹きこぼしてしまいます。
そこで今回は、沸騰させたとしても吹きこぼれないチャイメーカー「Loka Chai Maker」をご紹介致します。
材料を入れて火にかけるだけ
今回紹介するチャイメーカー「Loka Chai Maker」は、スパイスを煮出した後に茶葉を加え抽出した後にミルクと砂糖を加えて沸騰させると言う本格的な淹れ方も出来ますが、それよりももっとお手軽な最初からスパイスと茶葉がブレンドされた”ブレンドマサラチャイ”を使ってチャイを淹れる様に設計されており、”ブレンドマサラチャイ”を容器に入れた後に水とミルクを加え火にかけるだけで淹れる事ができる超お手軽チャイメーカーになります。
ですので本格的なチャイの淹れ方であるスパイスを煮出して茶葉を加えた後にミルクと砂糖を加えると言った複雑な手順を踏まなくても済む分、ハードルが低く飲みたいと思った時に手軽にチャイを楽しむ事ができるチャイメーカーになります。
チャイ ファウンテン
次にこのチャイメーカー「Loka Chai Maker」は2層構造になっており、下部の鍋の上にメッシュフィルターを差し込む事が出来る様になっているチャイファウンテンと言う特許出願中のアダプタを取り付ける様になっています。
このアダプタは鍋よりも鍋の口を広くする事で中華鍋を使った時の様に吹きこぼれるのを防止するのですが、基本的にミルクが沸騰した際に吹きこぼれるのは牛乳に含まれるタンパク質が空気を含んだ状態で風船の様に固まり、それが大量に発生して押し出されるからで、鍋の口を広くする事で泡が空気と触れる面積が増えて泡の消滅が加速されるだけでなく、メッシュフィルターもちょうど泡を消してくれますので、このチャイメーカーを使ってチャイを淹れれば火の側でずっと見ていなくても吹きこぼれたりする事はありません。
そしてまた対流を起こす事で短時間で抽出が行えますので、普通は牛乳を最初から入れると風味が落ちると言いますが、この「Loka Chai Maker」を使って淹れればそう言った事も最小に抑える事ができ、本格的なチャイと変わらない味のチャイを楽しむ事が出来ます。
また沸騰加熱時にミルクを焦がさない様にこの鍋の底はステンレス層がアルミ層をサンドイッチした3層構造にする事でステンレスだけであれば火の当たっている部分がホットスポットとして熱くなりそこでミルクが焦げてしまいますが、アルミ層を挟む事で熱が均一に伝わり素早く加熱出来る様にもなっています。
片付けも簡単に
そしてこのチャイメーカーは片付けが簡単に済む様に、まずフィルターを取り出しフィルターの中に残った茶葉やスパイスを捨てた後、洗うものと言えばフィルター、チャイファウンテン、鍋の3つだけと片付けも楽に出来る様になっており、この洗い物の簡単さこそがまたチャイを飲もうと言う気を削がない1つの要因にもなっており、長くチャイを楽しめる様に考えられていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/weareloka/loka-chai-maker
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