ドライバーは、精密ドライバーの様な細い柄よりも、太い柄を持つドライバーの方がよりしっかりと握る事が出来るだけでなく、力を加えるドライバーの柄の表面からドライバーの中心部分の作用点まで距離があるほど同じ力でもより大きな力を加える事が出来ますので、硬く締め付けられたネジなども楽に外す事ができます。
一方で柄の太いドライバーと言うのは携帯には不向きと言うか嵩張るため、常に持ち歩くと言った用途には向いていませんし、ドライバーって1本バッグの中などに入れておくと、その場で緩んだメガネのネジなどを締めたりする事ができるので便利です。
そこで今回は、携帯性だけでなく実用性も兼ね備えたラチェットドライバー「GripNGo Driver」をご紹介致します。
ラチェット方向を切替
ラチェット機構と言うのは一定方向にしか回転する事が出来ない様にする機構の事で、大きなラチェットドライバーは時計回り、反時計回りどちらにもラチェットが利く様になっていますが、コンパクトなラチェットドライバーと言うのはたいてい一方向しかラチェットが利かない様になっているのですが、この「GripNGo Driver」ではドライバー先端のピンの倒す方向によってラチェットの利く方向を変える事が出来る様になっています。
そのため、ネジを緩めるにも締めるにもどちらも対応する事ができるだけでなく、ネジの頭からドライバーを抜かなくてもネジを一定方向に回す事が出来る事から、ネジを締めたり緩めたりと言う作業をより早く行う事ができ、たくさん開け閉めするネジがある様な場合にはラチェットドライバーは便利です。
そしてこの「GripNGo Driver」ではラチェットを利かさず固定する事がデイル様になっており、回して調整する様なネジがある場合にもこのドライバーは使えます。
よりパワーの出せる開閉ハンドル
次にこのラチェットドライバー「GripNGo Driver」では、開閉するハンドルがついており、ハンドルを90°開きハンドルに力を加える事でより硬く締め付けられたネジも軽く緩める事ができますし、またネジを硬く締め付ける事ができます。
そしてまたハンドルを30°ほどだけ開くピストルグリップの持ち方をする事でハンドルを完全に閉じた状態のインライングリップよりもより大きな力をドライバーの先端に加える事が出来るだけでなく、ピストルグリップは片手でドライバーを回す事が出来ますので、Tグリップにして回すよりもより早くネジを回す事が出来ますので、回すネジがたくさんある場合にはこのピストルグリップで持つのが便利です。
ビットホルダーを内蔵
そしてこのビットドライバー「GripNGo Driver」では、お尻の部分に1/4インチと1/6インチサイズの5本のビットと変換ホルダーを差しておく事ができ、この長さ88.5cmのコンパクトなボディーの中によく使用するビットを入れて持ち歩く事ができます。
そしてこの「GripNGo Driver」では変換ホルダーが付属しているのもポイントで、精密ドライバーに分類される様な精密ビットは1/6サイズビットであるため、標準サイズの1/4インチビットしか使えないとメガネのネジを回したりと言った事が出来ませんが、変換ホルダーが付属されている事で細かなネジなども扱え便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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