骨伝導イヤホンのメリットは音を振動としてダイレクトに骨に伝達し、そこから中耳骨などの鼓膜の振動を音を認識する蝸牛と言う器官へ伝える為の音伝搬骨に伝えるため、周囲の騒音や雑音に左右されずクリアな音を伝える事ができる事です。
一方で音を振動に変えるため、低音域の音は良いのですが、高音域になればなるほど骨による音振動の減衰が多く、骨伝導イヤホンで人の声を聴くのにはまず問題ないのですが、楽曲を楽しむと言う点においてはまだまだと言う所があり、年々改良されて音質は良くなっているとはいえ、スピーカーから再生される音には適いません。
そこで今回は骨伝導スピーカーをアップグレードするのではなく他の方法で音質の改善を試みた骨伝導ヘッドセット「Sam&Johnny」をご紹介致します。
骨伝導スピーカーと空気伝導スピーカー
今回紹介する骨伝導イヤホン、骨伝導ヘッドセットは15.8mmの大型平板骨伝導スピーカーに加えて空気伝導スピーカー、つまり普通のスピーカー、再生周波数20〜20kHzのダイナミックドライバーのダブルスピーカーとしているのが特徴です。
これにより骨伝導では難しかった高音域を空気電動スピーカーから再生する事で、骨伝導では弱かった高音域のサウンド再生をカバーしています。
しかもダイナミックドライバーからの音の出口を絞り音の直進性を持たせる事で騒音の中でも空気伝導スピーカーからの音を聞き取りやすくした他、音漏れをミニマムに抑えていますし、もちろん耳を塞がない構造になっていますので、トレーニング中に身に着けたとして汗が耳の中にたまったりと言う事もありません。
-35dBのノイズリダクションでより聴き取り易く
更にこのBluetooth骨伝導ヘッドセット「Sam&Johnny」にはANCノイズリダクション、つまり周囲の騒音を除去すると言う機能が搭載されており最大で-35dBの騒音低減が可能です。
よって聴き取り易い骨伝導がより聴き取り易くなり、隣で重機が動いていたり、工作機械が動いている様な場所でもクリアな通話が可能です。
磁力脱着が可能なマイク
そしてこのBluetooth骨伝導ヘッドセット「Sam&Johnny」には磁力脱着のマイクが付属しており、こちらのノイズが大きくて相手が聞き取り辛い状況や、生活音などをマイクが拾って相手に伝えたくないと言った様な場合はマイクを使う事でこちらの言葉をはっきりと伝える事ができます。
つまりヘッドセットでしたら常にマイクがついたままですので、楽曲だけを聴いたり、スポーツをしたりしている最中に使うと言う面においては不向きなのですが、この「Sam&Johnny」は取り外しが自由なため、様々な場面で利用する事ができます。
また汗で濡れてしまったり汚れてしまった場合はIP56防水で流水で洗い流せるのも嬉しいポイントですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。