自転車乗車時のヘルメットの着用は努力義務となっていますが、安全性の事を考えれば着用した方が良い事は誰もが分かっています。
ただそれでも着用しない理由として多く聞くのはヘルメットは嵩張るので持ち運びが面倒な上、自転車に置いておくと盗まれるリスクがある事などが上げられます。
そこで今回は、ヘルメットを折り畳みにする事で携帯性の悪さを解消した「Woolf Helmet」をご紹介致します。
折り畳むと9cmに

今回紹介する自転車用ヘルメット「Woolf Helmet」は、折り畳み式になっており、2つに折り畳むとヘルメットの厚みは9cmにしかなりませんので、この程度の厚みであればバッグの中に入れて持ち歩いても邪魔になりませんし、バッグの持ち手やベルトなどに結びつけて持ち歩くと言った際に邪魔になる様な事はほぼありませんので、折り畳んでこのサイズならヘルメットを被っても良いかなと思えるのではないでしょうか?

ただ折り畳みにし、薄くする事で頭部を保護する為のMIPS(The Multi-directional Impact Protection System:多方向衝撃保護システム)に対応した構造にする事は難しくなります。
ですがこのヘルメットではヘルメットの内側に衝撃吸収性に優れたポリマーパットを敷き詰める事でMIPSに対応はしていませんが、事故を起こしてしまった際の衝撃を吸収出来る様になっています。
セイフティーライト

次にこのヘルメットには折り畳み式のヘルメットでは初めてとでも言うべきヘッドライト、ブレーキライト、ウインカーライトと言った3つのセイフティーライトを搭載しています。
しかもブレーキライトは自転車の減速を自動的に検知し点灯する様になっていますし、ウインカーに関しても自転車のハンドルに取り付けた専用のスイッチを操作したりする必用がなく、ただ曲がりたい方向に頭を2回倒すだけでウインカーランプも点滅させる事が出来できますので安全です。
ただバッテリーは大容量なものを搭載する事は出来ませんので持ちはそう長くはなく1回の充電で連続して使用できる時間は2.5時間から3時間になります。
セイフティー機能

そしてまたこのヘルメットはスマートフォンと連携させておく事で、もし自転車から落車してしまった様な時には緊急連絡先に自動的に落車した場所の情報などを含めて連絡すると言った機能も備えていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/827938805/woolf-the-first-smart-folding-bike-helmet















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