みなさんはパソコンの中に保存したファイルがなかなか見つからなくて、困ったなんて経験をされた事はありませんか?
人によってファイルの保存方法ってまちまちで、例えば日付別だとかジャンル別、写真なら人物別など細かく分類していて、後からファイルを探す際に探しやすい様にしていたとしても、目的のファイルが見つからず、フォルダーを次々と開けて行きながらの中に保存されているファイルをチェックしてしても、目的のファイルが見つからないと言う様な事はよくあります。
それは最近、再び注目を集めているNASサーバーも同じで、NASサーバーは容量も大きい分、保存できるファイルの数と言うのも非常に多くなりますので、探すのは更に困難になります。
そこで今回はAIエンジンを搭載したパーソナルクラウドサーバー「Zettlab AI NAS」をご紹介致します。
AIを使ったパワフルな検索
今回紹介するNASサーバー「Zettlab AI NAS」にはAIエンジンが搭載されており、このNASサーバーに保存されたファイルを検索する際にこのAIエンジンがファイルの検索を手助けしてくれる様になっています。
例えばスマートフォンの写真アプリなどでは、写真に写っている人物で写真を自動的に仕分けをしてくれたりと言う機能が標準で備わっていたりして昔に比べて写真などは探しやすくなりましたが、PCではそう言った機能はなく画像ファイルを1つ1つ見て行くしかありません。
ですがこのNASサーバーにファイルを保存すればサーバーが自動的に画像ファイルを検索し自動的に人物ごとや、犬なら犬、ネコならネコと言った感じで自動的に分類してくれますし、このサーバーでは画像ファイルだけでなく動画ファイルも自動的に解析し、写っている人物などを自動的にタイムラインでタグ付けしたり、音声を自動的に解析し文字起こししてくれると言った機能まで搭載しています。
そしてまた文章ファイルなども従来からでもキーワード検索したりする事が出来ますが、このNASサーバーに保存すれば、話した言葉を自動的に文字起こしし、自然言語で検索する事が出来たり出来る様になっています。
4タイプのNASサーバー
次にNASサーバーとしての性能ですが、この「Zettlab AI NAS」には合計で4種類のNASサーバーがラインアップされています。
まずスタンダードな”Zettlab D4”は3.5インチHDDベイが4スロット、”Zettlab D6”は6スロット備えており、どちらもCPUにはRK3588、16GByteのRAMを搭載しています。
そしてRAIDは、0/1/5/6/10/JBOD/Basicで組む事ができ、この他にM.2 NVMeSSD用スロットを1つ備えており、D4は最大100TB、D6は最大146TBまで増設可能になっています。
そしてまた上位機種の”Zettlab D6 Ultra”と”Zettlab D8 Ultra”では、それぞれ3.5インチHDDを6台、8台まで増設する事ができ、CPUにはIntel Core Ultra 5 125H、RAMは標準16GBですが、最大96GBまで増設する事が出来る様になっています。
更にM.2 NVMeSSD用スロットを2スロット備えており最大256GBまでSSDを増設する事ができ、D6は152TB、D8は200TBまで増設する事が出来ます。
AIを強化できるインタフェース
そして外部インタフェースとしてD4とD6には1GbEと2.5GbEのLAN端子、USB3.1 Gen1規格のUSB-CとUSB-Aポートがそれぞれ1ポート、USB2.0ポートが2ポート、SDとmicroSDカードリーダー、そしてHDMI端子を備えています。
一方でD6 UltraとD8 UltraではLAN端子が10GbE2ポート、USB4が2ポート、USB3.2 Gen2(USB-A)が1ポートにUSB 2.0が1ポート、SDカードとmicroSDカードリーダー、HDMIポートを備えている他、PCIE4.0ポートを1つ備えています。
NASにPCIEポートって思われるかもしれませんが、AIエンジンを搭載したこのNASでは、グラフィックカードを増設する事でよりAIを使った検索や処理などを高速化する事ができ、より快適にファイルの検索などが行える様になっていますので、詳細なスペックを含めて下記URLをご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/zettlab/zettlab-ai-nas-personal-cloud-for-smart-data-management
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